著作権重要判例要旨[トップに戻る]







脚本作成における劇団主宰者の著作者性
「ミュージカル脚本著作権確認等請求事件」
平成160319日東京地方裁判所(平成14()14650 

 これに対して,上記各B作品の製作経緯における[C1](管理人注:原告劇団の主宰者・代表者)の関与は,@B1の原作を決定し,A被告D1B1の初稿を作成するに際し,主人公の二人が出会うシーンを迷路にすることを提案し,BB1の稽古中に宇宙人や佳代の衣装について意見を述べ,CB2の原作を決定し,D被告D1B2の初稿を作成するに際して会議を開いて自ら又は原告の社員がアイディアを提供し,EB3については…をリメイクすることを決定し,FB4についてプロットを提出した少なくとも2名の中から被告D1に脚本を作成させることを決定し,GB5については,被告D1の作成した脚本を,シーンカット(全体の10%未満の分量に相当)するなどして修正したというものである。
 
上記によれば,[C1]の,脚本作成への関与は,原作ないし企画の決定,脚本執筆者の決定,アイディアの提供,被告D1の作成した脚本の1割に満たない部分のシーンカット等であり,脚本の作成においては,極めて周辺的,補助的な関与にすぎないものであって,これをもって[C1]が上記各B作品を著作したと認めることはできない











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