著作権重要判例要旨[トップに戻る]







創作性の程度と保護の範囲(3)
「小諸市中学校コンペ設計図事件」
平成130809日東京高等裁判所(平成13()797 

 次に問題となるのは当該著作物の保護の範囲である。保護の範囲の広狭を検討するに当たって,本来は著作権法上の保護の対象とならない発想,すなわち,思想又は感情あるいは表現手法ないしアイデア自体の創作性が影響を及ぼすことがあることは,否定できないところである。一般的にいって,発想に卓越した創作性が存在する場合には,保護の範囲は広いものとなるであろうし,単に著作者の個性が表われているだけで,誰が行っても同じになるであろうといえるほどにありふれたものとはいえないといった程度の創作性しか認められない場合には,保護の範囲は狭いものとなり,ときにはいわゆるデッドコピーを許さないという程度にとどまることもあり得る











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