著作権重要判例要旨[トップに戻る]







契約終了後の信義則違反の成否
「個人住宅建築設計図事件」平成141219日東京地方裁判所(平成14()2978 

 契約終了後の信義則違反が損害賠償請求を基礎付ける事由であるという原告の主張については,その法律上の根拠が必ずしも明らかでなく,主張自体失当というべきであるが,仮に,いわゆる契約締結上の過失ないしそれに準ずるものとしてこれを構成する意図であるとしても,本件の事実関係においては,被告に信義則違反の行為があったと認めることはできない。また,仮に被告が原告設計図書のうちの一部の図面のコピーをCに交付した行為が信義則に反するものと評価し得るとしても,上記認定のとおり,そもそも契約の解除は原告会社の側から申し入れたものであり,被告の行為により契約解除後に原告会社において何らかの積極損害を被ったものではなく,また,被告との間の契約を自ら解除した以上逸失利益を考慮することもできないから,被告の行為を理由に損害賠償を求めることはできないというべきである。











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