著作権重要判例要旨[トップに戻る]







出版者の注意義務(5)
「版画の写真著作権侵害事件」
平成101130日東京地方裁判所(昭和63()1372 

 によると、被告会社において、本件事典出版の担当者であったQは、本件事典のための資料の収集を行っていたものと認められるから、本件写真について、これらの写真は本件事典のために新たに撮影したものではなく、既存の写真を利用したことを知っていたものと推認することができる。したがって、Qとしては、撮影者の承諾を得ているかなど著作権法上問題がないかどうかについて注意すべき義務があったものというべきである。しかるところ、Qが、本件写真について、撮影者の承諾を得ているかなど著作権法上問題がないかどうかを調査したことを認めるに足りる証拠はないから、Qは、右義務を怠り、その結果、原告Aの承諾のない本件写真が本件事典に掲載されたものと認められる。したがって、Qに過失があったということができ、被告会社も、右の著作権侵害について責任がある











相談してみる

ホームに戻る