著作権重要判例要旨[トップに戻る]







115条の適用解釈が問題となった事例
「パロディ・モンタージュ写真事件A」昭和610530日最高裁判所第二小法廷昭和58()516 

【コメント】判決中の「法36条の2」は、旧著作権法36条の2を示していますが、これは現行著作権法115条に相当する規定です。 

 36条の2は、著作者人格権の侵害をなした者に対して、著作者の声望名誉を回復するに適当なる処分を請求することができる旨規定するが、右規定にいう著作者の声望名誉とは、著作者がその品性、徳行、名声、信用等の人格的価値について社会から受ける客観的な評価、すなわち社会的声望名誉を指すものであって、人が自己自身の人格的価値について有する主観的な評価、すなわち名誉感情は含まれないものと解すべきである(最高裁昭和451218日第二小法廷判決参照)。これを本件についてみると、原審の適法に確定した事実関係中には、上告人の被上告人に対する本件著作者人格権侵害行為により、被上告人の社会的声望名誉が毀損された事実が存しないのみならず、右事実関係から被上告人の社会的声望名誉が毀損された事実を推認することもできないといわなければならない。











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