著作権重要判例要旨[トップに戻る]







一般不法行為の成否-否認事例C-
「空港案内図事件」平成170512日東京地方裁判所(平成16()10223 

 一般論としては,著作権等の権利に該当しない場合であっても法的保護に値する利益については,それを侵害する行為が一般不法行為に該当する場合がないとは言えない。もっとも,一般に市場における競争は本来自由であるべきこと,表現活動の自由は最大限保障されなければならないことに照らせば,著作権侵害に該当しないような表現行為については,当該表現行為がことさらに相手方に損害を与えることのみを目的としてなされたような特段の事情が存在しない限り,民法上の一般不法行為に該当しないというべきである。
 
これを本件についてみるに,原告が,ことさらにOFCに損害を与えることのみを目的として本件空港案内図を制作したということはできないから,原告が本件空港案内図を制作した行為が一般不法行為に該当するということはできない。











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