著作権重要判例要旨[トップに戻る]







著作権侵害の成否(7)
「タウンページイラスト事件」平成111221日東京地方裁判所(平成11()20965 

 原告漫画のキャラクターと被告イラストのキャラクターには、次のような違いがあるものと認められるから、被告イラストのキャラクターが、原告漫画のキャラクターを複製又は翻案したものであるとは認められない。なお、原告漫画のキャラクターと被告イラストのキャラクターは、本を擬人化したという点は共通しているが、それ自体はアイデアであって、著作権法で保護されるものではない
 
(略)
 原告漫画には、ストーリーがあるものと認められ、それについて、原告が主張するように「起承転結」が存するとしても、被告イラストにおいては、原告が主張するような起承転のストーリーがあるとは認められないし、また、仮に、被告イラストに何らかのストーリーがあるとしても、そのストーリーは、原告漫画とは異なっている。
 
原告漫画も、被告イラストも、キャラクターの目、口、腕等で表情を表現しているということができるが、そのこと自体はアイデアであって、著作権法で保護されるものではなく、原告漫画と被告イラストとでは、キャラクターが異なることは、前示のとおりである。











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