著作権重要判例要旨[トップに戻る]







譲渡権の消尽を認定した事例
「フィンランド‘トントゥ’人形ぬいぐるみ事件」平成140131日東京地方裁判所(平成13()12516 

 原告が,被告イオンに対して差止請求権を行使できるかについて
 
なお,原告は,当初,被告アナザーワンに対して著作物の使用許諾をしたと主張していたもので(訴状),これによれば被告イオンは複製の許諾を得た被告アナザーワンから複製物の譲渡を受けた者となると解されるところ,被告イオンから著作権法26条の221号の消尽の主張がされるや,原告は,前言を翻し,被告アナザーワンは被告イオンの代理人であって,原告が著作物の使用許諾をした相手方は被告イオンであると主張するに至った(原告準備書面)。
 
しかしながら,…によれば,オリジナル人形の著作権の利用につき原告の許諾を受けた被告アナザーワンから,被告イオンが本件ぬいぐるみを買い入れた事実が認められるところであり,原告の被告イオンに対する請求は,著作権法26条の221号の点からも,失当であることが明らかである。











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