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「文化的享受権」なるものが認められるか
「慶大『ノグチ・ルーム』建物等民事仮処分申立事件」平成150611日東京地方裁判所(平成15()22031 

 債権者教員らは,本件建物,ノグチ・ルーム,庭園及び彫刻について「同一性を享受することを内容とする文化的享受権」を有する旨主張する。
 
しかしながら,債権者教員らの主張する上記の「文化的享受権」なるものは実定法上の根拠を持たないものであり,また,債権者教員らの主張をみても,どのような理由により債権者教員らがそのような法的請求権を有するのかは明らかでない。
 
上記によれば,債権者教員らの主張する上記の「文化的享受権」なるものは,そもそも法的な権利として認められるものではなく,本件において申し立てられている仮処分の被保全権利となり得るものではない。











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