著作権重要判例要旨[トップに戻る]







著作者人格権侵害に対する共同著作者単独での名誉回復等措置請求の可否
「戦没者遺稿集『地のさざめごと』編集著作権等侵害事件」
昭和550917日東京地方裁判所(昭和44()6455 

 共同編集者が共同編集著作物について有する編集著作者人格権の侵害によつて失われた名誉声望の回復措置の請求権は、一種の原状回復請求権であつて編集著作者人格権そのものとは性質を異にする別個の権利であり、しかも、右請求権の発生の有無すなわち編集著作者人格権の侵害(による、損害賠償をもつてしては償い切れない損害の発生)の有無は、前記のとおり各共同編集者につき個別に判断しうべきものであり、名誉声望の回復措置の内容も、侵害行為の態様等により各共同編集者につきそれぞれ異なりうるものであるから、共同編集者は、それぞれ個別に名誉声望の回復措置を請求しうる(にすぎない)ものと解するのが相当である。











相談してみる

ホームに戻る