著作権重要判例要旨[トップに戻る]







114条の5の適用を否認した事例
社交ダンス教室無断演奏事件平成150207日名古屋地方裁判所(平成14()2148 

 原告は,予備的に不当利得に基づいて利得の返還を求めているところ,前記認定・判断を前提とすれば,被告らは,原告の許諾を受けず,かつ,使用料を支払わずに管理著作物を使用したことによって,法律上の原因なく使用料相当額の利得を受け,これによって原告は同額の損失を被ったと認められるが,前記のとおり,その金額の算定の基礎となるべき,本件報告書に基づく1日当たりの利用曲数は,経験則に照らしても,せいぜい調査日の前後12年の範囲内で妥当するにすぎないと解すべきところ,114条の4(管理人注:現114条の5)は,不当利得に基づく利得額をも適用対象とするものではないから,上記範囲を超える期間中に発生した利得額は,これを立証する証拠がないといわざるを得ず,結局,原告の予備的請求は理由がないことに帰する。

 ⇒控訴審参照











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