著作権重要判例要旨[トップに戻る]







労働組合の機関紙の著作物性
「三池炭鉱労働組合機関紙復刻版事件」
昭和590928日福岡地方裁判所大牟田支部(昭和58()51 

 債権者はその主張の「日刊情報」について著作権を有する旨主張する。
 
…を総合すると、「日刊情報」は昭和35130日から同年128日までの間債権者の名義で270号発行されたもので債権者の機関紙の号外としての性格を有することが疎明される。
 
そして「日刊情報」に掲載されている記事をみると、債権者の労働組合としての闘争を前進させるための情勢分析、闘争方針や要求が盛り込まれており、債務者の主張するような事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道に該当するものではないと認められ、思想又は感情を創作的に表現したもので学術の範囲に属するものに準ずるものと認めるのが相当である。
 
従つて債権者の主張する「日刊情報」は著作物であり、債権者はそれにつき著作権を有するものと認められる。











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