著作権重要判例要旨[トップに戻る]







著作権譲渡の黙示の合意の成立を否定した事例(3)
短文情報配信サービス事件平成220311日大阪地方裁判所(平成19()15556 

 本件ソフトウェアの権利の帰属
 
被告は,原告が本件ソフトウェアを開発したのは,ピーアクロスからの発注によるものであり,当然,プログラム著作権はピーアクロスに移転されているはずである旨主張する(原告が上記経緯により,本件ソフトウェアを開発したこと自体争いはない。)。
 
しかし,ソフトウェアの開発を依頼したからといって,当然に,ソフトウェアに係るプログラム著作権を譲渡するまでの合意をしたとはいえず,むしろ,証拠によると,原告は,ピーアクロスに対し,本件ソフトウェアの使用許諾をしているが,この事実は,原告が,本件ソフトウェアに係るプログラム著作権を保有していることを前提とするものである。
 
被告が主張するような,原告からピーアクロスに対するプログラム著作権の譲渡を認めることはできず,現在も,原告が本件ソフトウェアに関するプログラム著作権を有していると認められる。











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