坐禅についての質問や坐禅会参加しての感想。坐禅に関する熱い思いなど書いてください。
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警策と嫁舅
 ayako  - 10/5/25(火) 0:55 -

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   今年の正月早々、主人(70歳)の親戚の希望もあり、私達夫婦と息子を除く一家5人で近くのお寺に座禅をしに行きました。
本殿に向かって一礼した後で、いざ足を組むのですが、これが思ってた以上につらい。見かねたお坊さんに一番楽な姿勢を教えてもらうはめに。
それでも5分と持たず足がしびれてしまいました。
義兄夫婦も同じなのか、姿勢を崩す度にお坊さんから警策(先端が薄い板になっている木の棒)で肩をペンペンされていました。
 隣の夫はというと私よりもひどく頭がときおり揺れている状況。
 すると案の定お坊さんが棒を持って主人の肩に合図をするのですが、主人は肩が両腕を上手く使えない事情があり、慌ててそのことを説明すると、お坊さん少し考え込んだ後で、前に座っていた息子の嫁に耳打ち。
 するとお坊さん、夫に小声で軽く注意した後、嫁の肩を叩き、合掌した後で嫁の背中と肩、腰をビシッビシッと叩いたのです。
どうやら直接叩くことができないので、代わりに嫁を叩き、その音をもって主人を戒めるという意味だということが分かりました。(そのせいか嫁に対しては他の人よりも明らかに強く叩いていました。)

こうなると責任があるので、迂闊に気を抜けないという緊張感があり、良かったです。
しかしそれ以上にお坊さんも厳しく、私と夫の細かい姿勢のずれを見逃さず、その度に嫁を打つ。嫁の方は打たれても全く動じることがないのですが、気の強い嫁のこと、怒っているだろうなという気持ちがあり、後で何を言われるかと冷や冷やしていました。
驚いたことは残りもあとわずかという所で、最後になって何を思ったのか、主人が自ら合掌をお願いしだしたのです。
するとお坊さんは厳しい顔をして、少し厚めの棒を持って夫の所に近寄り「警策を与えますが、どこにしますか、そこを触ってみて下さい」と仰いました。すると夫は、深く感謝するように頭を下げました。しばらくして「よいしょっ」と目を閉じたまま手をそっと前に挿し出しました。夫の震えるような手はそのまま嫁のお尻の辺りに触れたようです。するとお坊さんは静かな声で「お舅さんの方は手を置いたままにして下さい」。そして今まで以上に深くお辞儀をすると、嫁の肩に手を置いて深く土下座のような形になるよう指導されました。神経を集中するように嫁の腰に何度か板を当てると、次の瞬間、パツーンとお尻を打つ音が響きました。それは棒が折れるかというくらいの音で、思わず身を竦めてしまいました。恐る恐る隣に目をやると、夫の手は変わらず嫁のお尻の上に置かれたまま。しかし手の脇はお尻の形がくっきり浮き出るように黒いスーツが張り付いていました。お坊さんが主人の手に配慮して、ぎりぎり当たらないところで、しかし全身全霊で嫁のお尻を打ったのです。

休憩の際、お坊さんは私に対し、笑いながら「姿勢が悪かったのはあなたたちですよ」と言い。続けて言いました「今回お爺さんに警策を行わなかったのは、体が悪いということもありますが、お嫁さんと一緒に来ていること、お嫁さんと同居していることもあるからです。嫁さんとお姑お舅さんが互いに愛情を持って生きていくためには、時に身代わりになることも必要。お爺さんお婆さんの立場としてはこれから体が悪くなって迷惑をかけることもあるかもしれない。でもそんな時にすぐに投げ出す嫁では困りますね。嫁さんは一家の柱なんです。姑舅が問題を起こしてしまった、息子も駄目、そんな時代わりに罰を受けるのは嫁です。ですから嫁のその姿を目に焼き付けて姑舅は感謝したり、援助しないといけないということです。
続けて「私は普段はそこまで厳しくはしませんが、今日は奥さんに叩かないで欲しいと頼まれたこともあって、でも緊張感は必要。そこでみんなを上手く戒めるために、敢えて息子のお嫁さんを懲罰しました。
嫁さんに罰を与えましたが、その罰は嫁さんの体を通じてお爺さんへのものでもある。だから最期まで嫁さんのお尻へ手を置くよう言いました。仏の罰と愛を嫁さんの体を通じてお舅さんに伝える。棒は仏様の分身です。お舅さんに怪我が無いように、確実に嫁さんのお尻を打つのは大変ですが、それは愛情です。つまり一罰百戒です。お舅さんの手は棒を振り下ろした時の勢いにもびくともしなかった。
 もう一度打って欲しいと手を伸ばしたのは、お舅さんも分かっていたんだと思いますよ。」

最期に「今日は一生懸命力を込めて打ちました。ですから舅姑さんは叩かれたお姉さんの体を一杯さすってやって下さい」
とちょっぴりお茶目なコメントを残して記念にと最期に使った折れかかった警策棒を頂きました。(嫁も舅に「私のことは気にせずに、御体良くなると良いですね」とねぎらいの言葉をかけていました)

不思議なことに、その日から主人の状態は良くなり、1週間ほどして、棒が目的を果たして力尽きたように折れるやいなや、肩の痛みは消えてしまいました。
「棒を仏様を思うように大切に保管してください」との言葉を胸に、私と主人は今日も棒を磨いています。

厳しく嫁を打ってくれたお坊さんに、私達の代わりに打たれた嫁、そして主人の体を直してくれた棒に感謝です。

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警策と嫁舅 ayako 10/5/25(火) 0:55
Re:警策と嫁舅 yun 10/6/29(火) 0:37

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