MIDORI NATSUKAWA Presents
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ハンブル・パイです! ハンブル・パイは1973年の5月、たった1度だけ来日しました。 ちょうどBBA(ベック・ボガート&アピス)も来てるころに重なっていたようで、でも、BBAには熱心だった私も、このハンブル・パイに会いに行ったのはたった1日だけでした。それも、BBA一行が、名古屋に発ったのを見送って、その足でハンブル・パイのいる当時のヒルトン・ホテルに行きました。 でも、たいして待ちもせず、すぐ彼らには会えました。ラッキー!!!! スティーヴ・マリオットのは、当時のヒルトン・ホテルを出て上がったとこの日枝神社で撮りました。お分かりのように、彼ビデオ・カメラ持ってます。 一人でフラリとビデオ撮影に外にでたとこを、私と友人がついてって、写真撮らせてもらったのです。私とのツーショットでバレバレですが、彼ってとても小柄で、私も155cmしかないのですが、その私と並んでもあまり差がないので、かなり気を使ってしまいました。一緒にいた友人は160ちょっとあったので、もっと大変。ちょっとヒザを曲げた状態でのツーショットになりました。 もっとも本人は全然気にもしてないようでした。フレンドリーで、やさしいヤツだったわ。3人でホテルに戻ったら、奥さんがちょっと心配そうだったけど、別に誘拐したわけじゃありませんって! あとの3人はホテルのティーラウンジと、ロビーでのショットです。 クレムとジェリーは座ってるので、よく分かりませんが、この二人もそうとう小柄でスティーヴと同じくらいの身長でした。 とくにクレムは、なんだか虚弱体質の少年のようで、タバコなんか吸ってるのが似つかわしくない感じでした。 ドラムのジェリーは、彼もかなりの美少年系だったはずですが、ヒゲなんかたくわえてて、ちょっとイメージが狂ったものです。 グレッグ・リドレーは、見てわかるように1番背も高く(と言っても、180cmあるかないか)、もっともロック・ミュージシャンっぽいカッコよさでした。 1枚は、コンサートに出かけるときかな? 皮パンで、ちょっと胸元もはだけてて、けっこうセクシー。ところが4人とも、この来日では奥さん連れで、もう全員が仲良く遠足気分のノリで、オネエちゃんのつけいる隙など全くナシ。見てて微笑ましい限りでしたが、コンサートのワイルドさとは、あまりにも違ってて、これまた肩透かしでした(笑)。 たしか地方に移動のとき、大所帯なのでバスを使ったとかでしたよ。 ライヴでの貴重なショットは、ベースのリドレーさんです。思いっきりカッコいいでしょ? 友人が私のカメラで、その上フラッシュ(まだストロボでない)をたいて、椅子の上に立って撮ったので、もうヒヤヒヤものでした。バレてただろうな・・・。 彼らはまさに「ライヴ・バンド」というのに相応しいバンドでした。 私はほとんど曲も知らないで見にいったのですが、その客の乗せ方、煽り方がハンパじゃない! その中心はむろんスティーヴ・マリオットでして、あの小柄な体のどこにあんなパワーがあるんだろうと不思議に思えるほどの迫力でした。その約1年前のジェスロ・タルを見たときと同じように、期待してなかっただけに、見終わったときの満足感はメチャ高かったのでした。 −夏川 翠− |
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Kimio Yokohata
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