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2010年07月13日

口蹄疫 仕事をしない 民主党 63

山田農水相「宮崎県は口蹄疫の国家的危機管理に対する危機意識があまりにもなさ過ぎる
      県の甘さ、この危機管理に対する、これがこれだけの感染とこれだけの被害を生んだんだと」
東国原知事「どこの世界に(家畜伝染病のまん延を)地域のせいにする国があるのか
      この国の危機管理の正体が分かった」
民間種牛問題、所有者が提訴も辞さず
民間種牛問題、東国原知事と山田農水相が協議するも平行線
山田農水相「県が処分に応じないのなら、できるだけ早く行政代執行の手続きに入りたい

農相 国が行政代執行で処分も

 口てい疫に関連して、畜産農家の種牛6頭の処分をめぐって国と宮崎県が対立している問題で、13日、東国原知事と会談した山田農林水産大臣は、県が処分を行わないのなら国が行政代執行で処分することもありうるという考えを伝えました。

 この問題は、宮崎県が県内の畜産農家の求めに応じて、この農家の種牛6頭を処分せずに県の所有として残す方針を示しているのに対し、国側は、例外は認められないとして強く反対しているものです。この問題をめぐって、東国原知事は13日、急きょ上京して山田農林水産大臣と会談し、畜産農家の種牛を処分せずに県の種牛として残したいと直接伝えました。これに対し、山田大臣は「法律の規定に基づいて県が処分を執行するように」と述べるとともに、県が処分を行わない場合、国が行政代執行で処分することもありうるという考えを伝えました。
 会談のあと、東国原知事は記者会見で「県が残そうとしている種牛は感染のおそれがないと認識しているし、周辺にはもう家畜はいない。対象の種牛が口てい疫に感染しているのかどうかをみずから調べるなど、国こそが地元の意向を踏まえた責任ある対応をとるべきだ」と述べました。一方、山田大臣は会談後の会見で「東国原知事は、対象の種牛に感染の疑いがないと言うが、さらに感染力の強い口てい疫が発生する可能性は否定できない。県に対して是正の指示をきょうにも出すが、それでも県が処分に応じないのなら、できるだけ早く行政代執行の手続きに入りたい」と述べました。
 
 
 
 
 
東国原知事の言い分
・民間種牛は感染の恐れがない。※
・周辺14km圏内に家畜はいない。
※民間種牛の感染判定検査は行われていない。実施するのは農水省の仕事だろ、という言い分。

山田農水相の言い分
・今現在感染してなくても、これからもっとひどいのに感染するかもしれない。
・県が殺処分しないなら行政代執行するぞ。

与党政府としては、この問題は汚点以外の何物でもないので、さっさと終わらせたいという考えなんだろうが、宮崎県としては終息した後も復興作業に取り掛からねばならないわけだ。宮崎牛復興のためには、種牛が今の5頭のみと、民間種牛を含めた11頭とどちらが良いかなんてのは言わずともわかるだろう。ハッキリ言って、政府のグダグダの後手後手で被害拡大したくせに、早く終息させるために復興の邪魔をしているようにしか見えんのだがな。

投稿者 ひなみ : 2010年07月13日 18:16

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