オーストラリア・パース カンガルー日和


日本との時差: ケアンズ+1時間 アリススプリングス+30分 パース−1時間


<旅日記>

12月29日 (月)
20:10 名古屋空港出発 QF50Y QANTAS

12月30日 (火)
04:05 ケアンズ到着、 入国審査。パース行きの出発まで7時間。空港でぼーっと時の過ぎるのを待つのも飽きたので、やっと明るくなった6時半頃、空港で客を降ろしたタクシーの運転手に頼んでケアンズ市内2時間ツアーをすることにした。しかし、ケアンズはすごい雨。聞くとクリスマスからずっと降り続いているらしい。貧弱な英会話力ながらも何とか運転手と会話をやりとりする。なかなか降り止まない雨のケアンズを走りながら、パースは晴れているのかなあ、とパースの風景が気になった。

11:15 ケアンズ出発QF923K QANTAS AIRWY

アリス・スプリングスでトランジット 。 「砂漠」と言うところへ来たのは初めてだ。一瞬とはいえ、アリス・スプリングスで飛行機を降りたときに感じたあの乾いた熱風から砂漠の存在を全身に感じることができた。そして、砂漠の上を飛んでいるときに見た光景も忘れられない。全く変化のない赤い世界の連続かと思っていたが、そうではない。色も形も生命的に変化する。そして、砂漠の中で見た無数の低木がまた異様なほどの生命力を感じさせるのだ。
砂漠に浮かぶ巨大な岩 エアーズ・ロック
AyersRock

15:40 パース到着

日本で予約しておいたレンタカー(ハーツ) を借りて市内へ。
 ホテルは SANNO CHATEAU COMMODORE HOTEL。パース滞在中の最初と最後をこのホテルに予約してあった。間3泊は適当に宿を見つけて泊まるつもりだったが、この時期はどこもかしこも予約でいっぱいで泊まれるところはないですよ、というピナクルトラベルセンターの人(日本人のスタッフ)の言葉に私たちは内心焦りまくってしまった。どうしよう、泊まるところがない・・・。結局私たちはパース近郊を中心に観光する予定にしていたため、宿はこのホテルに連泊、ということに落ち着いた。
ウェスタン・オーストラリア最大の都市パース
 この夜、パースの街へ食料品などを買おうとドライブに出かけた。予想通りほとんどの店は閉まっていたが、KINGS PARK近くで小さな店を見つけてパンやフルーツを買った。その店を出て車に乗るとき、大失敗をしてしまった。キーレスエントリーを使わずに手動でドアを開けて2〜3回キーをまわしたところ、車のセキュリティーシステムが作動してしまいクラクションが断続的に鳴り出したのだ。街中にクラクションが鳴り響き、私は何事が起きたのかわからずおろおろするばかり。キーレスエントリーを使ってやっとのことで止められたが、とにかくびっくり。オーストラリアの車にはこういう機能が標準的に搭載されているらしい。2日後にホテルの近くで同じ失敗をしている人を見かけた。
パース泊。
スワン川をわたる風に吹かれて


12月31日 (水)
8:00 ホテルで朝食

9:00 インターネットを介して紹介してもらったミシェルさんという人の旅行会社「レッツゴーオーストラリア」へ行って情報収集。当初は、3日にウエーブロックへ行くはずだったが、ミシェルさんの勧めでやめにした。遠いし、途中木にぶつかってしまう日本人が多いとのこと。

10:30 ピナクルズヘ(250q)。とにかく長い道のりだった。途中で何度も寄り道したので、到着したのは、4時頃。最初小規模なピナクルズが現れ、「これだけか」と言って帰るところだった。しかしもう少し進むと広大なピナクルズの大平原があった。
宇宙の一隅のような造型 ピナクルズ

ペリカン

帰りにストロマトライトを見学。生きているのか死んでいるのかよくわからなかったが、たぶん生きているのだろう。途中見た動物は、死んだカンガルー一頭だけ。帰りは夜のドライブになってしまい疲労困憊。
成長速度は1年に0.3ミリ ストロマトライト
stromatolite

 ピナクルズはもちろんのこと、初めてみるインド洋(真っ白な砂とエメラルドグリーンの海に驚いた)、平原に沈む夕日、漆黒の闇、満天の星空、・・・大自然を満喫した一日だった。
海岸には誰もいない

 ホテルに戻ったらもう11時近く、風呂から出るといきなり外から「ドカン、ドカン」と爆音が聞こえる。こんな夜中にいったい何事かと思ってバルコニーへ出ると、新年を祝う花火だった。大晦日だということを忘れていた。

 パース泊。

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