藤沢周 Shu Fujisawa



1959(昭和34)年1月10日〔生〕 -

藤沢周(ふじさわしゅう)―1959年新潟県内野町生まれ。
父は柔道5段で『新潟の姿三四郎』と呼ばれ、『戦争がなければオリンピックに出ていた』と言っていという。周も小さいころから父の影響を受けて道場に通い、体の動きや呼吸、今もライフワークとしている無の境地で世界を見る禅の感覚が知らず知らず身についたという。
新潟明訓高等学校、法政大学文学部卒業。
父が亡くなった後、新潟の雪景色を見て、その美しさに感動を受けるが、その感動を言葉で表現することが出来なかった。ある日、内野の海岸で、佐渡島を背景に波しぶきが散った瞬間、言葉が戻り『作家になろう』と感じたという。
1993年「ゾーンを左に曲がれ」(「死亡遊戯」と改題)でデビュー。1998年『ブエノスアイレス午前零時』で第119回芥川賞受賞。

☯2005年1月、46歳で剣道を始める。4段の腕前
「大人になったら、もののふ(武士)になりたい」と言っていた小学生の息子に付き添って道場を訪れたのが、剣道を始めたきっかけ。
☯2014年11月 、「ブエノスアイレス午前零時」が、(脚本)蓬莱竜太 (音楽)coba (演出)行定勲 で舞台化される。
☯2017年6月、小説「武曲(むこく)」が映画化され、全国公開される(熊切和嘉監督)。
☯2019年9月、新天皇、皇后両陛下が出席し新潟で開催された国民文化祭で、開閉会式の総合プロデューサーを務める。

現住所は、神奈川県鎌倉市在住。



🔶所属事務所
🔶作品集


🔶校歌作詞
  • 新潟県立阿賀野高等学校校歌
     光射す青き稜線 五頭の剣・・・・
  • 新潟県央工業高等学校校歌
     清廉の雪 弥彦(いやひこ)の・・・



略歴
・1993年、『ゾーンを左に曲がれ』(『死亡遊戯』と改題)でデビュー
・1998年、『ブエノスアイレス午前零時』で第 119 回芥川賞受賞
・2004年、法政大学経済学部の教授に就任

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