昭和25年に八坂神社の祇園祭と柏崎の商工祭が一緒になり、「ぎおん柏崎まつり」が誕生しました。
初日は、子どもたちの「マーチングパレード」を皮切りに、2日目は、三階節をはじめ、柏崎おけさ、米山甚句などの「民謡街頭流し」や「たる仁和賀(にわか)」がもよされます。
「にわか(俄・仁輪加)」とは、江戸時代から明治時代にかけての民間芸能で、沿道で山車や神輿を飾った芸能です。たる仁和賀は 、勇壮な山車や神輿を繰り出します。
最終日の「海の大花火大会」は、川の長岡、山の片貝、海の柏崎と、越後三大花火として知られ、一見の価値アリです。15,000発ほどの花火が打ち上げられ、20万人ほどの見物客で賑わいます。会場は柏崎市中央海岸一帯。
3日間かけてのお祭りは熱気と活気で盛り上がります。(案内図)
〔開催日〕毎年7月24日~7月26日
- ・24日(日曜日) マーチングパレード、民謡街頭流し
- ・25日(月曜日) たる仁和賀パレード
- ・26日(火曜日) 海の大花火大会
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〔開催場所〕新潟県柏崎市東本町、西本町、中央海岸一帯
海の大花火大会
日本海に向けて、斜めに構えた筒から打上げられる花火が水面に光の弧を描く「海中空スターマイン」や、迫力満点の600mにも渡るワイドスターマイン、名物「尺玉100発一斉打ち」など
〔打上数〕:約15,000発
〔日時〕 7月26日19時30分~21時10分
〔打ち上げ場所〕 柏崎市中央海岸・みなとまち海浜公園周辺
- ❏〔アクセス〕
- ❏〔駐車場〕 2000台(佐藤池球場)
- ❏〔交通情報〕
- ❏〔ぎおん柏崎まつりを紹介しているサイト〕
- ❏〔問い合わせ先〕 ☎0257-22-3161、ぎおん柏崎まつり協賛会(柏崎商工会議所内)
花海の大花火大会 地図
ストリートビュー
柏崎おけさ |
一 厚司なわおび 腰には矢立ち 天満かひかく ヤーレ 程のよさ
一 沖のざり火 涼しくふけて 夢をみるよな ヤーレ 気が勇
一 おけさ正直なら そばにも寝しょが おけさ猫の性で ヤーレ じゃれたがる
一 鉢崎 柿崎 柏崎 下へさがれば出雲崎 新潟おしもの松ヶ崎 松前にしん佐渡わかめ いがらしほしこで ヤーレ 砂だらけ |
三階節
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一 米山さんから雲が出た いまに夕立が来るやら ピッカラ シャンカラ ドンカラリンと 音がする ドンカラリンと 音がする いまに夕立ちがくるやら
ピッカラ シャンカラ ドンカラリンと 音がする
一 柏崎から椎谷まで 会いに荒浜荒砂 悪田の渡しが 無きゃよかろ 渡しが 無きゃよかろ 会いに荒浜荒砂 悪田の渡しが 無きゃよかろ
一 可愛がられた竹の子が 今じゃ切られて割られて 桶のたがに掛けられて 締められた 掛けられて 締められた 今じゃ切られて割られて
桶のたがに掛けられて 締められた
一 蝶々トンボや キリギリス お山お山でさえずる まつ虫 鈴虫 くつわ虫 鈴虫くつわ虫 お山お山でさえずる まつ虫 鈴虫 くつわ虫
一 明けたよ夜が明けた 寺の鐘打つ坊主や お前のおかげで 夜が明けた おかげで 夜が明けた 寺の鐘打つ坊主や お前のおかげで 夜が明けた
※三味線で歌うお座敷唄が有名であるが、盆踊りでは野良唄が歌われる |
米山甚句
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一 行こか 参らんしょか 米山ぁの薬師
ひとつぁ身のため ササ主のた
一 番神岬のあかりもうすれ
浪に消えゆくササ明けのかね
一 主のためなら 米山ぁさぁまへ
はだし参りも ササいとやせぬ
一 頸城見おさめ 米山ぁ三里
峠越えれば ササ柏崎
一 つげの横櫛 伊達にはぁささぬ
切れし前髪 ササ止めにさす
一 切りし前髪 淡島ぁさまへ
あげて願うも ササ主のため |
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