小須戸灯籠押し合いまつり Kosudo fight lantern festival 新潟市



300年以上の昔、小須戸の豪商・米沢屋吉田家が京都へ商用にいった際、祇園祭の灯籠の美しさに魅せられ、「小須戸祭にも燈篭を飾りたい」と思い、1639年念願の燈篭を京都から買って諏訪神社に飾ったのが、小須戸の燈篭の由来といわれている。
諏訪神社の祭礼に、京都祇園祭の燈篭に模した人形を、思い思いに作って燈篭にかざる。そして午後0時から、松組、竹組、梅組、桜組の4つの燈篭がほら貝や太鼓の音とともに、組の若衆に坦かれて町内を練り歩く。
午後4時45分から、4基の燈籠が2組に分かれ、上下(かみしも)で押し合いを行う。小須戸まつりの燈篭が「喧嘩燈篭」と呼ばれるゆえんとなった。
2019年、これまで喧嘩灯籠祭りと呼称していたが、灯籠の押し合いでけが人が出るなどのトラブルが近年顕在化しており、けんかを容認しているとのイメージを払拭するため、通称を「灯籠押し合いまつり」に変更した。








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小須戸灯籠押し合いまつりまで