ふるさとわしままつり  Hometown Washima Festival 長岡市



8月14日~16日の3日間開催される「ふるさとわしままつり」。
14日には島崎・小島谷地域での盆踊り大会と花火大会が開催されます。15日は『道の駅良寛の里わしま』で行われる四千本の竹灯籠が幻想的です。
最終日の16日に島崎地域で開催される六夜祭は、800年の歴史があり、現在の形になったのは明治初期であるといわれます。
旧和島村の島崎地域にある「宇奈具志神社」に古くから伝わる秋の祭礼「六夜祭」では、赤い装束に弓矢を手にした20人位の子どもたちが、まちの東にある鎮守様「出田明神」から「宇奈月神社」までの道中、天に向けて弓を引きねり歩く「弓踊り」を奉納します。
長岡市の無形文化財にも指定されています。


  • 盆踊り
    〔開催日〕 8月14日
    〔開催場所〕 住雲煙及び長岡市和島支所駐車場、島崎公会堂

    各種イベント
    〔開催日〕 8月15日
    〔開催場所〕 道の駅わしま

    六夜祭
    〔開催日〕 8月16日
    〔開催場所〕 宇奈具志神社



    花火大会
    〔開催日〕 8月14日 19時45分~20時30分
    〔開催場所〕 道の駅わしま
    〔打上花火数〕:約100発


  • ❏〔アクセス〕
    • 🚅…JR越後線「小島谷駅」より徒歩で5分
    • 🚘…北陸自動車道「西山IC」より車で20分
  • ❏〔交通情報〕
  • ❏〔問い合わせ先〕 0258-74-3114 和島まつり実行委員会(事務所:和島支所 産業建設課
  • ❏〔ふるさとわしままつりを紹介しているサイト〕










六夜祭

この祭りは800年の歴史があり、現在の形になったのは、明治初期であるという。宇奈具志神社に古くから伝わるお祭りで、わしままつりの最終日に行われる。
宇奈具志神社の祭礼「六夜祭」に伴い、御神馬、みこし、てんぐなど100人余りで編成する行列が午後8時に宇奈具志神社を出発。良寛と貞心尼が歌をよみ交わしながら歩いたであろう「はちすば通り」など島崎地内を練り歩き出田神社まで進む。
宇奈具志神社までの帰りは、市無形文化財に指定されている「弓踊り」を勇壮に踊りながら進む。踊り手を務めるのは、地元の中学生16人。顔を白塗りしてえぼしをかぶり、赤い装束をまとって手には弓と弓矢。笛と太鼓の音にあわせて弓矢を射るように体をそらせて踊る。その発祥は明かではないが、武運を祈って始まったと伝わる。

  • 六夜祭
    〔開催日〕 8月16日
    〔開催場所〕 宇奈具志神社



宇奈具志神社 ※GOOGLE 画像

言い伝えによれば、養老年間(717~724)、現在の神社が祀られている場所から約1km離れた水田に降臨されたのを奉斉し、『出田大明神』として人々に尊崇されていたという。鎌倉時代の宝治2年(1248)に現在の場所に移り、その後天和元年に火災により焼失。翌年再建、文政10年に改築、明治3年(1870)に社号を『宇奈具志神社』に改称。社境の土を麹室に塗ると麹がよくできるとされ、醸造の神、麹の神ともいわれている。

  • 〔御祭神〕 太田命(猿田彦大神の後裔)
  • 〔所在地〕 長岡市島崎4753

  • 〔見どころ〕
    • 良寛歌碑 『みはやしは いづくはあれど越路なる 三島の里の 出田の宮』






ふるさとわしままつりまで










  

  


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