吉清水 Yoshi Shimizu 五泉市



ニットの町としても知られる五泉市は、水にも恵まれ町である。町の東南にそびえる菅名岳や大蔵山などの山々にはブナの原生林が残されており、それが豊かな水を生み、阿賀野川の支流早出川に注ぎ込んでいる。
「吉清水」の水源地は大蔵山登山口付近の森の中に湧き出る清冽な水で、地元の人々に長く愛されている名水スポットだ。山間部の不透水層と透水層の境目から、伏流水や浅い地下水となって湧出している。四季を通じて水量が多く、水温も一定している。古くから農業用水や飲料水として利用されるほど流量が安定かつ豊富だ。
古くから「三つの村の稲田を潤し、人々は清水を訪れては水を汲み、喉を潤す」と謳われ、その名の由来は、いつも「よい水だ」「よい水だ」と誉めたたえているうちに「吉水」(よしみず)になりやがて「吉清水」と呼ばれるようになった、と伝えられている。
それを引水し、「吉清水湧水の里」として水汲み場がきれいに整備されている。長年愛され水を汲みに訪れる人の姿が多くみられる。道路のすぐ脇にあり、採水口が4つと汲みやすく、湧出量が豊富で、水の持ち帰りは自由のため、大量に汲んでいく人が多い。

湧水地点で直接汲む場合は、天候(大雨後など)によって水質が変化する可能性があり、念のため煮沸してからの飲用が推奨されるのが一般的。
「吉清水湧水の里」では徹底した衛生管理のもと、ペットボトル飲料「吉清水」としても製品化されている。※ストリートビュー (☛ 菅名岳 大蔵山)




≪現地案内板≫

由来
古来より春夏秋冬を通じて水量、水温にかかわりなく、三ツの村の稲田を潤す水源となっており、山里の人達は、山の行き帰りに喉を潤したり、持ち帰り
お茶をたて
いつも「良い水だ」良い水だ」と讃えているうちに「吉水」となり「吉清水」となった。
地名も五泉市大字中川新字吉清水という。






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