三宮神社 Sanguji Temple 佐渡市
創祀は不明だが、順徳上皇の皇子の千歳宮成嶋親王を祭る神社だと伝えられている。境内には親王の母を祀った神社もある。 順徳上皇在島中3人の皇子が誕生し、男子はただ一人であった。第一皇女慶子 第二皇女忠子 第三皇子千歳宮(ちとせのみや)であったことから「三宮大明神」と称するようになった。佐渡に数社ある三宮神社はこの社から分霊勧請されたもの。 江戸時代までは長徳寺が別当寺で、廃仏毀釈により明治初年に廃寺となった。 社殿もどっしりと重厚で佐渡の神社の中で5本の指に数えられる大きさ。広い境内には春は見事な桜が咲く。 🌌順徳天皇皇子 千歳宮墓 ※GOOGLE 画像順徳上皇46歳までの生涯の中、佐渡で3人の皇子が誕生したが、男子はただ一人、第三皇子千歳宮(1237-1254)であった。
🌌順徳院内坊の墓順徳上皇のお供をして佐渡へ来た内坊(女官)の墓といわれるものが、院との間に生まれた皇子千歳宮を祀った三宮神社の近くにある。この内坊は右衛門佐局といわれるが、彼女が死ぬとき、 「上皇を葬った真野御料の森が見えるところに私を埋めてくれ」と遺言した。その遺言どおり、この塚から南の方に御料の森が見えるという。 |
三宮神社 順徳天皇皇子 千歳宮墓