南蛮山 Mt.Nanbanyama 長岡市
野外アートミュージアム「石彫の道」パークから竹之高地町に至る南蛮峠への道が続く。駐車場は特にないが、峠まで道路は簡易舗装で、所々退避用路肩が広くなっている場所に停車する。 簡易舗装なので、幅の広い見通しも良く、とても歩きやすい道を登り始めるとオオイワカガミの大群落がみられ、作品群が程良い間隔で雑木林の中に展開されている。 おおよそ40分、簡易舗装林道を外れてひと登りすると、展望台地だ。石造りの社と昭和40年建設(1965)の東屋があり、階段がとりつけられ屋上は展望台風になっている。「十方台展望台」と呼ばれている。 林道にもどり、30分ほど進めば南蛮山への分岐点となる「南蛮山休憩所」に至る。ここから10分で山頂だ。山頂までは獣道のような道しかなく眺めるだけにした方が良い。三角点も何もない山頂を標すものは見当たらない。 長岡の平野部、信濃川の蛇行、西山の丘陵地、弥彦山や角田山と佐渡全島を含む大パノラマが広がっている。 (案内図) 石彫の道 ※GOOGLE 画像南蛮山の中腹に石彫の道が復元された。 昭和56年頃から、市内の彫刻家を中心とした県内一円の作家が、長年の歳月をかけコツコツと制作した個性あふれる作品を、展示したものだ。 彫刻の材料となる釜沢石は、長岡市村松地区の山から切り出されたもので、古くから重要な石材として、がん木の踏み石や弥彦神社の参道などに使われてきた。![]() |



