エントの庭 打瀬第一緑地は打瀬中学校グランドに張りついたような細長いL字型の緑地です。
東京湾からベイタウンに吹き込む強い南西風をまともに受けて、樹や植物がひどく痛んで殺伐とした印象でした。
「ここに樹を植えたい!」と思い、管理者である千葉市美浜公園緑地事務所に相談しました。
そして、住民や行政(千葉市美浜公園緑地管理事務所)、さらに樹木医の専門家や打瀬中学の先生を交え、どんな緑地にしたらいいのかワークショップを開いて話し合いました。

3回のワークショップを経て、私たちの植生回復計画ができあがりました。
テーマは「植栽への防風効果もそなえた明るく楽しい緑道」

2003年5月、みんなで種からつくったベイタウン育ちの苗木たちを植え、「エントの庭」オープン植樹祭を行いました。
「時間をかけて楽しみながら、お金はかけないで創意工夫を」をモットーに、毎月1回第2土曜日に皆さんが集まり、計画にそった植栽と植えた植物の世話など定例作業をしています。


管理者である
千葉市美浜公園緑地事務所の担当者や、草刈りをする業者との話し合いも大切な活動です。
話し合いを重ねながら、協力しあえるいい関係づくりをするのも、みどりの再生には大切と考えています。


コンクリートで固められたベイタウンに住みながら、すぐ近くで、広々とした野外で草花いじりをするのはとても気分のいいものです。
これも公園緑地のひとつの楽しみ方ではないでしょうか。  
興味のある方、どうぞ声をかけてください。 一緒に楽しみましょう!
打瀬第一緑地の住民による植生回復プラン図
植生回復プランづくりワークショップ
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