|
|
北海道津リング日程 |
5日目 |
朝、7時ごろテントの中が明るくなり目がさめた。
この頃になってくると、だんだん曜日の感覚や、日にちが分からなくなってきた様だ。
まぁ特に帰りの日にちさへ間違わなければ問題はない。
この日の目標は、サロマ湖を巡って、網走湖のあたりまでの目標で走り出す。朝食は、いつもながら前日に買っておいた、パンとコーヒーである。
8時半ごろキャンプ場を出発する。
オホーツク沿いに国道を南下する。
非常に単調な道であった。その他にも、これだけ連続して長時間バイクにまたがることがなっかたせいか、お尻が痛くなってきて、ちょくちょくと休憩を取るようになった。
このままだと、目的地まで着かないのではなどと思いながら走る。
何度目かの休憩のときに、オイルのチェックをしたが、かなり減っていることに気づいた。
また、チェーンにも錆が出始めている。2日ほど降ったりやんだりの小雨の中を走ったからであろう。
紋別の町にたどり着く途中で、YAMAHAの看板がある店があったので、チェーンオイルを買った。その店は、農耕用の機器を扱っている店だが、夏場は、ちょっとしたバイク用品も置いているとのことであった。
舗装道路から、ダートが見えたので少し入って、ダート走行を楽しんだりと、やっと北海道らしい道を走った。
紋別の町に入り、ガソリンスタンドで、バイクのオイル交換ができるところがあるかどうか尋ねてみると、運良くすぐ傍にあるということであった。
そこのスタンドでは、北海道の牛乳のパックをプレゼントされた。
このパックが、常温保存可能な牛乳パックであった。
教えられたバイクやで、オイル交換をして、サロマ湖を目指した。
サロマ湖をかすめ網走湖を目指し走ると、だんだん町らしい景色となってくる。
網走湖周辺では、今までの町より大きくにぎやかなので、ちょっとほっとするところも有った。
まだ3時をちょっと回ったところであるが、今日のキャンプ地を探すために駐車場へ入り、地図を眺めていると、この傍にキャンプ場があることが分かった。
呼人浦キャンプ場である。
そのキャンプ場を見ると、これまた人っ子一人居ないのである。
なんだか寂しそうであるが、これからほかのキャンプ場を探す気力もなく、このキャンプ場に、とまることに決めた。
このキャンプ場は、水場・トイレ程度しかないキャンプ場だが、網走湖半に有るため、景色は絶好である。
テントを張り、コーヒーなどを飲みながらのんびりしていると、やはりだんだんとテントが増え始めた。
暗くなった頃には、キャンプ場もテントで一杯になっていた。
ここでも、夜になれば、バイクで来た人たちと酒を飲んでいろいろ話をして盛り上がった。
特に、今回はコールマンのランタンを持っていったせいか、自分のテント周りだけ以上に明るいため、みんなが集まってきたようだ。
話の中でも、そんな大きなランタンを持って、バイクツーリングだなんて・・・
という人も居たが、その人も明かりにつられて集まってきたのである。
入浴は、バイクで5分ほどのホテルで、入浴ができた。
この日も、10時ごろには、寝袋へ入り込んでいた。
キャンプ生活は、本当に健康的な生活である。 |
|
|