クラッチ板の交換

2002年10月5日

今日は仕事が嫌になったので、CBRをいじって3時間ほど遊ぶ。

これから換える新品のパーツです。
サービスマニュアルには30×27の円を切り欠いたようなロック、
パーツリストには22mm(ネジヤマ口径?)なナット。
どっちが本当か?
両書籍の発行の年月はほぼ一緒なので、どう言う事なんでしょう。

開けるまで疑問に思っていたことが、判明しました。
ロックナットは30mmでした。
ホンダに占用工具を頼まなくて良かったです。
「何とかしてくれよホンダー。」

そんな訳で30mmのレンチなど無く、急遽ホームセンターで購入。
ついでにトルクレンチも遂に導入。
作業ですが、一番てこずるのがロックナットを外すこと。
クラッチセンターの回り止めをしないとロックナットが一緒に回ってしまうので、
少し考えた末に金属製ステイ(車のフォグランプを付けたりする金具。)があったので、
これを利用しました。
ステイでクランクケースを痛めない為クラッチセンターにウエスを巻いて保護。

右のとおり穴にタイヤレバーを差込み、一方の手で固定。片方の手でレンチを回す。
(後述:組み直す時には、この状態にして戻すと間違いが無いかも。)

日暮れも近かったので、少し焦りながらの作業です。
クラッチを組み込んだ後にガスケットが大丈夫そうだったので、
オイルストーン(砥石)で慣らしてシール塗ってボルトを締めてしまいました。
そして漏れを確かめながらオイルを入れました。
「よく出来ました。」と思ったのは此処まででした。

クラッチがスカスカでございます。
まったく抵抗がございません。
思い当たるのはリフタープレートを反対に付けてしまったようです。
また明日開けます。
教訓:焦りはいけません。焦りは余分な手間と時間をかけることになります。

2002年10月6日

朝、団地の掃除が終わって作業再開です。
もう一度エンジンオイルを抜き、分解していきます。
そうすると
リフレックションディスクとセンターが噛み合っていないじゃないですか。(-_-;)
昨日エンジンかけなくて良かった。

そんな訳で今度はマニュアルどおりにAseeyとして
プレート、ディスクとセンター全てセットにしてボルトで仮止めのまま組み上げる。
後はボルトを締めるだけなのでオイル漏れの無いよう丁寧に仕上げれば出来上がり。

試走してみました。
クラッチの入りが軽くなり、走りはモーターのようでした。
「CBRってこんな滑らかだったのね。」
関心し、ちょっと好きになりました。(^○^)

2002年11月3日

測定ディスクA、B測定。
A3.9mm、B3.6mm減って無いじゃん。(T_T)
スプリングも自由長48.5mm。(標準47.7mm)縮んで無いじゃん。(T_T)
なんでだろー。これも訳が解りません。なんで調子が上がったんだろう???

後述:(注意)プレートのプチプチの穴が薄くなってきたらダメみたいです。
それとフリクションディスクも角がツルッとしたら寿命です。

指先で撫ぜてみると分かります。

2002年10月6日

ついでにプラグの焼け具合もチェックしました。

番号(乗車姿勢で、向かって左から) 焼け具合 症状検討
薄茶色
濃い
薄い
真っ黒(カーボンが堆積) 濃すぎる

よって、キャブのスクリュー調整は必須となりました。(T_T)

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