リヤスイングアーム分解整備

2004年03月14日
突然、チェーンをとるなら正攻法で行こうと思ったのです。
カッターで切るのが面倒と思ったのと、
いつも酷使しているスイングアームを分解して
グリスアップなどしてみようと考えたのです。
正しいでしょ。

結構大変、もし私がバイク屋で
スライドレース(ゴム製のヤツ)だけ交換してくれって
言われた日には暴れるね〜。

  1. カウルを外す。
  2. マフラー(サイレンサー部)を外す。
  3. リヤタイヤを外す。
  4. リヤサスペンションを外す。
  5. スイングアームを外す。
  6. チェーンカバーを外す。
  7. やっとチェーン交換。

考えただけでも嫌でしょ。

ここでちょっと、為になる話。

スイングアームのナットは19mmのデープソケットじゃないと届きません。
写真のように私は十字レンチを使いました。
あーあ、デープソケット一式欲しいよ〜。

もうひとつ、ボルトとナットの関係ですが
ボルト左側、ナット右側となっていて作業性が良くなっています。
ホンダ凄いです。

サスペンショントップのボルトは左側のみ外せば良いです。
つまりラジエタ−リザーバータンク、バッテリーケースは外さなくても
サスペンションは外れると言うことです。
何故言うかといえば、私は誤って外してしまったからです。(-_-;)

ばらばらになった図。

ダストシール関係は劣化してました。
そのまま見なかったことにして、ボルト類をきれいにし、グリース塗って
組んでしまいました。

やる気のある人はサスペンション関係の辺はベアリングだらけなので
頑張ってみてください。
それなりの工具と時間がかかると思います。

サービスマニュアルではチェーンは最大触れ幅は
15〜25mm(サイドスタンド使用時)となってます。

が、DIDのチェーン箱には20〜25mm(ロードタイプ)となってます。
こちらの方がチェーンの規格に合っていると思われるので、
結局22〜23mm位にしておきました。

15mm程度では少し動きが重く、リアタイヤを回すとチェーンから
軽くカッカッカッて音がします。

完成図。

その後、200km程度見ながら走ってみました。
実のところ、もしかして外れるのじゃないかと
不安を持ちながらの走行でした。
徐々にアクセルも回しながら、不安もほとんど無くなりつつあります。

やっぱり新品のチェーンは非常に滑らかです。
特に1速でエンストの不安からは解消されました。

が、ちょっと別のことにが気になりだしはじめました。
ドライブスプロケットとカウンターシャフトの取り付けに隙間が
あるらしく低速2速走行で波打つ感じがあります。
たぶん、適当なワッシャーを噛ませれば直ると思いますが、
こんどやってみたいと思います。
(別の原因も考えられます。)

肝心のかしめ部分の写真を撮っていませんでした。
またの機会に!

カシメ部分。

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