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ロイヤルコーチマンを巻こう!。(パート4)

ここまで来れば完成まじか!

14 最後にハーフヒッチャーでハーフヒッチ2〜3回して終了です。

<ハーフヒッチャーの使い方>

スレットでハーフヒッチャーの回りを2回転させます。(ハーフヒッチャーにスレットを2回転させる)アイの部分をハーフヒッチャーの穴にいれます。(写真)次にそのループをテンションをかけながら、ハックルの付け根に持っていき、スレットを引いて縛ります。

15 これで、2枚ハックルの完成です。3枚ハックルの説明は下にありますので、是非挑戦してください。気が付いたと思いますが私のドライフライにはヘットなる部分は有りません。ハーフヒッチ2〜3回のみです。セメントもほとんど塗りません。(師匠からの伝承なので)この方が断然カッコイイと思っています。

結構ホツレナイものです。もし、ヘットを作りたければ、アイ側に少し巻きしろを設けてください。(ハックルを潰さないように)

16 上から見るとお分かりと思いますが、ウィングの付け根をしっかり巻くとウィングの間からハックルが出ていると思います。こうすると余分なスレットが見えずらくなります。
2枚のハックルです。全体を見てみると、テールの黒いフシが均等か付け根の方が少し長いほうが好きです。ボディーのピーコックはアイ部分の太いやつが高級感があって良い。この輝きが魚をそそるのか?
 3枚のハックルです。工程8で前に2枚結び工程11から13まで2回繰り返す。

この時、1枚目はウィングの前を重点的に巻き、後ろのハックルと同じ位置付近に止める。最後のハックルは隙間を埋めるように前後のハックル部を巻き後ろのハックルを止めた位置より1巻き前後にずらして止める。

後ろのハックルは合計3枚巻くのと同じになるので量の配分に気をつける。前より後ろが多いほうがカッコいいと思います。)

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注意!10番3枚ハックルでは空気抵抗が多い為、飛ばしづらいので気をつけてください。

完成品BIGフライ〜重いよ!

 ハックルを2枚にするか3枚にするかの違いで微妙にバランスが違うのがお判りかと思います。3枚のほうがハックルの量が多いのでボディーが少し短くなります。(同じ幅で密に巻ければよいと思うが)

また、トータルバランスはドライの基本ではテールに角度をつけますが、ゴールデンフェザントティペットは柔らかいので水平でも良いと思います。(角度を付けているのを見たことが無い)

テールとフックとハックルの関係は写真の様に下に置いたときフックが少し持ち上がるか3点下につく様にすると水面での3点支持が可能になると思われます。

全長約3cmです。大きいと思うでしょうが、3cmの虫は当たり前に食っているはずです。今度は8番で巻いてみるか!