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………。
(no.10)
From:真田一至
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…●談●の某ページのことで皆様なんだか騒いでいる様子。
…正直、ああ、気づいたのね〜あの、ページ。
てなカンジなんです。
以前から一応知ってはいました。
出版社としての体面上、ああしたページを作ることはもっともだと思います。
過去に、出版社に「同人活動を公認しろ! ウチを公認しろ!」
と騒いだ方が某所にいらっしゃった、ということもありますし、
つい最近では、(同人誌を)パクって叩かれそうになって、(何故か)
出版社に「パクリッてなんですかー?」と問い合わせた人が実際いたようです。
あのページはある意味出版社にとっての保険、であり基本的姿勢であると私は考えています。実際、小●館はかなり以前から著作権ページを立ち上げていたと思います。
ここから以下は二次創作活動、並びに同人活動が、非営利的目的をもった活動であることを大前提としてお話致します。
(確かに同人活動において金銭のやり取りは発生しますが、それで多大な利益をあげる方は極一部の方です。私を含め、ほとんどの方が、手弁当で、貯金持ち出し、またイイトコ自転車操業であり、赤字です……。二次創作活動や同人活動が趣味の範囲であることを確認してください)
この掲示板に入る前に、朔さんが書いていらっしゃるように、同人活動は厳密に言うと、違法になるのかもしれません。
原作者、また出版社のお目こぼしで「ファン活動」の一旦(また出版社にとっては顧客のリスペクト、宣伝効果の期待)として、成り立っているのでしょう。
ですので、例えばその活動が原作者や出版社の権利を著しく侵害したり(「パロディ」を逸脱し、自らがオリジナル=原作であると公言したり、原作者の人権、また出版社の利権を侵す(=売上の妨げになるような行為を行う、また利益を元権利所有者よりも上回る、悪意=害意を持って活動する)ことがない限りには大丈夫なのではないかな、と思います。…そんな人滅多にいませんが。
二次著作=パロディは、模写、模造(コピー)とは別物です。元絵(原作者・また出版社が持っているもの)をトレースしたり(写し絵)元絵自体を持ってきて、背景の色を変えたり、大きさや形を一部改変しただけでは、二次著作にはなりません。小説についても同じことで、原作小説があり、まんま複写し、語尾を変えたり、組合せを変えたり、一部改変だけで、(出展を明らかにしない場合を含めて)パロディとしては成り立ちません。
また同人=二次著作を公認するのは、出版社にとっては、権利の放棄も等しいです。勝手にコピー商品やコピー作品を出されかねません。ですので、出版社がああしたページを作るのは当然です。
ついこの間のTVの法律相談でもありましたが、木材に絵を書いただけでは木材は木材として認められ、木材を持っている権利者に所有権利がありますが、木材を椅子に変えた時点で、所有権利は椅子の製作者に移行する、(例をあげて平たく言えば)と所有権については日本の民法では決められています。
この「椅子」が二次創作だとはいいませんが、材木(原作)を勝手に持ってきて椅子を作っているのに、パロディ行為は近いのかもしれませんね…。そして今回(?)問題になった二次創作の盗作問題は、その作成した椅子を「どうせ盗んだ材木で作ったんだろ!」と勝手に持っていって、色を塗り売却する行為でしょう。
長くなりましたが、二次創作を書いている立場としては、元権利者が誰であるか認識し、行動する。また、自分の行っている二次創作が、元権利者の権利を侵害している、と権利者本人から正統な手順を踏んで、警告を受けた場合、誠意ある対応を行う。の一言に尽きるのではないでしょうか?原作者の先生や、出版者と喧嘩してまでやりたいとは思いませんが。(だって作品好きなんだもん。嫌われることはしたくない)
はるか昔になってしまいますが悪霊サイトに「公認ファンクラブ」を名乗り「●●×▽▽」のカップリングは原作者には認められていない! あなたのトコは違法なんだ! と潰しに回った方がありました。そうした間違った義憤に塗れた、「偽者」が現れなければいいけどな、とむしろそっちの方が不安に思います。
res:………。
(no.17)
ResFrom:真田一至
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様子を見ていますが、なんだかすごい勢いでサイトがなくなっているようです(苦笑)
ある意味で今回のことはいい警告になったのではないのでしょうか?
危険性や違法性、というものを二次創作はどうしても孕んでいます。
それを自覚せずに、二次創作をしている人が多かった、ということではないんでしょうか。
小学館の著作権ページははっきり云って、講談社のものよりも断然キツいです。パロディさえダメだとはっきりと明言していますし、アニメにおいてはサンライズ、スタジオジブリも相当なものです(特に●●●は日本のネズミーだし)
知ってて続けるのは悪質だと仰る方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、こうした危険性や違法性を知らずに活動することの方がもっと悪質ではないかと私は思います。
目先の楽しみだけ追求して、自分の責任を放棄してるのも同然です。予想や責任を伴わない行動はとるべきではありませんし、それこそ「命取り」です。無知は言い訳にならない、というのは某氏ではありませんが、真実だと私は思っています。
同人はあくまで、著作権をもっている原作者、著作権管理を委託されている関係の版権をもつ出版社(製作会社)の「お目こぼし」の上で成り立っているものです。公認ではなく、非公認。公式ではなく非公式。
「オフィシャル」の言葉をあまりにも安易に使い、また「お目こぼし」であるのに、出版社に過度の請求(要求)をする、そうした方(々)が最近多くなってきていたように思います。
平たく言えば、二次創作はグレーゾーン(アンダーグラウンド、とは申しませんが)なのですから、その中が「無法地帯」になってしまえば一気に「ブラック」「ダーク」ゾーンに変化します。
「今更」発覚した今回の「わかりきった事態」ですが、冷静になって考えれば、また変わってくるのだろうな、と私は考えて、とりあえずは傍観しています。
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