Ｓ１３シルビア 足回り＆ブレーキ交換 （リア編）
（平成１３年１月６日作業）
カヤバＮｅｗＳＲスペシャルとＲＳ−Ｒのダウンサス
肝心の落札価格は２２０００円でした。
まあ、今回は街乗りメインでのレストアが目的で
初心者用？のＮｅｗＳＲを選んでみました。
さて、面倒なリア側からの交換作業の開始です。
ジャッキアップ前に、トランク内の内張りを剥がし
赤丸内のショック上部の外側ナット２つを十分に
緩めておきましょう。 そうしないで、先にジャッキ
アップしちゃうと、後で背伸びしての作業が辛いよ！
次はジャッキアップしましょう。ジャッキアップ後は
超危険な落下を防止して、ちゃんと馬やブロック
なんかで車体を固定しましょう。 パンタジャッキ
だけでの作業は超危険なんで絶対止めましょう！
ブーツもこの通り、チギれてます。
取り外したノーマルショックの分解作業です。
スプリングコンプレッサー使用時は、ネジ部に
潤滑剤などを吹いて、スプリングの圧縮時の
ネジ込時の加熱＆焼き切れを防止しましょう。
今回の交換ではゴム類は全て純正新品を使って
組み直しました。（上段が旧で、下段が新です。）
ブッシュなんて、この通りペッシャンこ！
ショックの交換は、この通りアームの下側から
ストラットを通し、交換しましょう。
順番が前後しましたが、アッパーマウントは
取り付時の方向性が有る場合が有るので
ノーマル取り外し時に、車体外側等に写真の
赤丸内のような↑目印を、予め付けておき
ロアのネジ穴などとの位置関係を覚えておき
組み立て時の参考にしましょう。
今回は、シルビアのウィークポイントでもある
効きの悪いブレーキも交換しました。
製品はこれまたオークションで手に入れた
アクレの前後新古パットです。（金８０００円）
サイドブレーキ内蔵等で、後ろはフロントと違って
ピストンがネジ込み式なので、写真の通り十字の
凹にラジオペンチ等を掛けて、ピストンをネジ込み
キャリパ内のクリアランスを広げ、新しい厚み有る
ブレーキパットが入るようにします。
一緒に回って引きチギレそうになったため
写真の赤矢印部の全周に潤滑剤をスプレーし
固着を外し、無事ピストンを回せました。
面取りをしてならして、金属の接触部に鳴き防止の
ブレーキグリスを塗って（写真の金色のヤツ）
写真の緑線上の、ピストンの凹とパットの凸部を
合わせて元通り組み直すだけです。
＜注意＞
これらの作業は重要部品です。
初心者の方がこのページを見ての、初交換作業は
ご遠慮願いますと共に、如何なる不具合に対して
も、当ページでは一切の保証を致しませんので
ご了承願います。
特にブレーキなんかは、組んで直ぐなどはまったく
効きませんので注意願います。
また、最初は低速で走っての異音＆動作チェック
は当然の事ながら、その後の点検＆増し締めも
必ず実施するようにして下さい。
青いＮｅｗＳＲショックと赤いａｃｒｅパットが、
なんかチューニング車ぽっくって良いですね？