S13シルビア 足回り&ブレーキ交換 (フロント編)

(平成13年1月6日作業)

今度はフロント側のショックを交換です。 先ずは
これまたジャッキアップをする前に、先にアッパー
マウント内のナット(写真赤丸)を少し緩めます。
これをしないで先にストラットを外すと、ナットが
空回りして分解できず苦労する場合が有ります。
一応日産はストッパーが有るみたいだが、、、
左で無事にナットが緩んだら、(もし緩まない場合は
ショップのインパクトで一気に緩めてもらいましょう)
リア同様にジャッキアップして、しっかり馬をかまし
外したタイヤを車体下に入れ、もし車体が落下して
も大丈夫なように緊急時の隙間確保をしましょう。

さて、ストラットの取り外し作業ですが、写真の通り
この手の取り付けナットは、超固く締っているので
レンチにパイプなどを噛まし、テコの原理で一気に
緩めましょう。 でも、安物工具は工具は曲がるは
ナットはナメルはなどで危険なので注意しましょう。

フロントは元々タナベのダウンサスが入っており
既にヘタって遊んでいたので、スプリングコンプ
レッサー無しでの、楽勝の組み直し作業でした。

今回の交換ではゴム類は全て純正新品を使って
組み直しました。(上段が旧で、下段が新です。)
アッパーマウントは写真の通り、一部亀裂が
入っています。 拡大写真はこちらから

<ミニ感想>

今回の足回り&ブレーキパットの交換はテキメンで
私も初体験なノーマルライク?なNewSRショックは
リアスタビの無い我が家の街乗りQ’sに丁度よく
バタバタせずに、既に峠を卒業した私には、RSRの
ダウンサスで見栄えも丁度良く、大満足でーす。
それに、既にヘタリきって機能していないノーマル
ショックよりも、段差で変にドンドンガタガタせずに
逆に乗り心地も超良くなり、スーット曲がります。 
昔の峠全盛期では全然もの足りない足回りですが
今のプラド乗りの私には、十分な足なようです。

 

FACTORY

シャフト保護ブーツ(ジャバラのやつ)も、サスの
干渉音の防止カバー(こげ茶のやつ)も新品で
先のアッパーマウントと合わせてピカピカです。

アッパーシート等は、リア交換時に説明しました
取り付けの向きもありますが、各パーツ自体で
左右が有る場合も有るので、各部品の刻印に
注意しましょう。 ちなみにオークションで手に
入れた物は、アッパーが逆に組まれてました。

ショック自身にもこの通り、パーツ番号の後ろに
「L」の左(LEFT)側用刻印がちゃんと有ります。

先日の車検で交換した、テンションロッド(緑丸)
とタイロッドエンド(黄丸)の新品パーツが黒々と
ピカピカに光っています。

車検で交換を忘れられた、スタビエンドブッシュも
左のようにペシャンこなんで、ガレージに転がって
いた適当な右側ブッシュに交換しました。

前後比「7:3」?で重要な、超効かない純正
ブレーキパットも真っ赤なアクレに交換です。
紙ヤスリで面取りして、ローターも軽くペパー掛け
して、金属の接合部にブレーキ鳴き防止グリスを
塗り、ブレーキパットのみを組み付けた状態です。
全体ではこんな感じで、後はウォータープライヤ
なんかで、傷を付けないようにキャリパピストンを
押し広げて、組み直すだけです。
前後共に、キャリパのピストンを押し戻す時は
ブレーキカップ内のオイル量の逆戻り急増に
注意し、溢れないように注意し適量にしましょう。
今回の交換したパーツ一式です。 ノーマルフロント車高です。(他車)
タナベH150少々ヘタリバージョンです。 タナベNewSR&RSRダウンサスです。
写真では分かりづらいですが、左より−1cmです。
復活したS13シルビアと、妻のラウム&妹夫婦の
VTECアコードSiです。 後はこのVTECエンジンが
有ればS13シルビアも無敵?
前後、なかなか良い感じで車高が落ちた
我が家のシルビアちゃん!

番外編:今後の課題?

パワステタンクの付け根&ホースがこの通り、、、
近々ディラーでパワステオイル含め交換予定?
可変コンプレッサで圧が高いのか?この通り、、、
でも、クーラーは効くので当面はこのままかな?
何年か前に、ここのオイル漏れを直したのに、、、、
ヘッドカバーのネジは直ぐに緩むし、CAの弱点?
我が家のCAシルビアのエンジンルームです。