S13シルビア 車検でミニレストア?
(平成12年12月18〜21日作業) |
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先日のマフラー交換で発覚した
潰れたテンションロッドとタイロッドエンドを交換
これらは古いシルビアの要注意点らしいです? |
10年/60000kmでこの通り ゴムが破れて中のグリスが漏れてます。 |
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次はアクセルオフ時に車体がブルブルするので
エンジン&ミッション(AT)マウントを交換
ついでに、上段右の燃料フィルターも交換 |
流石10年/60000km車!
エンジンマウントもこの通り、チギれかけ?
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交換した、エンジンマウント(助手席側) |
ピカピカの新品燃料フィルター(赤丸)
運転席側エンジンマウント(黄丸) |
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これが、ミッション後部のATマウントです。
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当時は革命的なプロジェクターライト!(でも暗い?) コーナーもプラチナホワイトで白系にしてみました。
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既に旧車なので、オーバーヒート防止で ラジエータホース(アッパー&ロアー) サーモスタット&ラジエターキャップを交換
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アッパーのラジエターホース やはり新品はゴムの弾力は違います。
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最近、水温の上がりが遅いように感じるので?
ラジエタホース交換&冷却経路の清掃ついでに
サーモスタットも新品に交換しました。 なんで、この部分のパッキンも新品です。
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何気で結構重要な、ラジエーターキャップです。
通常の車は0.9圧、チューン車なんかで熱量の
多い車なら1.1とか1.3とかの強化品を使用。
日産なら、発熱量の高いZとかは元から圧が高く
これらの純正流用で、安価に強化も可能です。
でも、古い車は注意しないとラジエターがパンク?
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ホース劣化による亀裂でのオーバーヒート防止で
ラジエターと共に、ヒーター系のホースも
安い部品なんで交換しました。 |
交換したヒーターホースの一部 ここも熱いクーラントが通るので、、、これで安心? |
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2000年末に停車中に当てられました。
でも相手が全額弁償してくれると言うことで、、、 ちなみに、黄線がスリ傷で赤丸がヘコミ傷です。 |
これまた、2年前程に当て逃げされた運転席横 赤丸内は左同様に角がヘコんでます。 |
平成2年1月式の我が家のS13シルビアQ's(サンルーフ、デジパネ付)も、今回の5回目の車検で
無事に11年選手、外見は綺麗?でも流石に各部にガタが、、、、、特にマフラー交換時に発見された
足回りのリンクのガタや、純正ショックのロッドブーツのチギレ(ヤレ?)等と、上記の運転席側の傷と
合わせて、正直、当初は20世紀で廃車しようと考えました。
でも、助手席側から眺めると、まだまだピカピカでS13特有の簡素でシャープな外観に、後ろ髪を
引かれると共に、1999年末のエンジンリフレッシュも手伝って、エンジンはまだまだ現役みたいで
フルアクセル時は簡単に7千回転オーバー!幸い、機関は11年選手でも実走行はこれからが旬?
な6万キロ。
最近のビッグパワー&ガチガチのボディ硬性な重量級スポーツも魅力ですが、ジャッキアップした
だけでドアが閉まらなかったり、コーナー攻めても車体のグニャグニャが顕著に感じられる、昔なが
らのちょっと軽量(86に比べると重いけど)で、単調な、我が家のS13に何故か愛着が、、、
幸いにも?エンジンもNAで、まあボディーのヨレヨレもパワー的には許せる範囲だし?
また、昔の大ブレイクのお陰で?今では市場に中古パーツもゴロゴロしているようなので、基本部分
をレストアして、少しでも昔のマルチリンク4独の足を引っさげて衝撃デビューしたS13シルビア発売
当時の操作性に近づけるべく、今回の車検で上記のパーツ交換を実施しました。
足回りに関しては、今更純正ショック+サスも無いので、後日に別途自分で交換します。
パーツ交換後のインプレとしましては、上記外観のスリ傷&ヘコミも含め今回は修理しましたので
ピカピカとなった運転席から乗り込む時から、気分は新車?で、エンジン始動後に軽くレーシングし
回転が落ちても、エンジン&車体の振動(ブルブル)はまったく感じられずに、何か車格が1ランクか
2ランクアップしたようで、アイドリングも超安定して、スペシャリティーカーの復活を実感!
走りだしても、テンション&タイロッドエンド交換の威力は絶大で、ハンドル硬性が一気にアップし
今まで感じなかった?路面のワダチも顕著に感じるように、、、
コーナーでもエンジンのブレが無くなったためか、既に逝っているショックの割には安定度がアップ
今回は純正マウント類での交換でしたが、過去車で交換した強化マウントのどれもより、性能アップ
は感じれたように思います。(大げさか?)
少しの期間、この状態で乗っていますが、近々予定している足回り&ブレーキの交換がこれ程に
待ち遠しいのも初めてで、その念願もかなって年明けには、、、しかし、シルビアに関しては元々が
ATで妹の愛車であったために(NAのCAで重いし)、私は見向きもせずに別途自分の愛車を日夜
峠&湾岸仕様と改造してましたが、今はもっと鈍足で重量級なプラドしか無いために、その低車高
から来るスポーツ性能&基本性能の良さにはいつも感心させられます。
86レビン&トレノが全盛の当時は、ターボのS13は何処か邪道で、ボディーも大きかったので
私の行きつけの峠では一気にはブイクしませんでしたが、その後はやっぱり峠でも人気になり、、、
今となってはそんな懐かしい旧車S13にドップリとハマッテしまい、我が家のS13をできるだけ長く
乗り続けようと思ってます。 でも、最近ではエコ時代の影響で旧車は10%の増税等との噂も?
ホントいつまで乗れるんでしょうね?
R
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