●Classic Menuって
このソフトはMacOS Xでアップルメニューとアプリケーション切り替えメニューを復活させるアプリケーションだということを聞きつけダウンロードしてみた。Dockはとってもおもしろいものだがやはりかなり使い勝手がわるい。意味がよくわからないこともある。状況を素早く理解しにくいのだ。でもかっこいいから全面 否定はしないでおこう。今は試しに使っているというか,触ってみているという感じのMacOS Xだが,たぶん製品版でもDockが今のままの状態ではちょっと使う気にはなれないだろう。ポップアップウィンドウにエイリアスを忍ばせておく即席ランチャーの方がじゃまにならない分いいかもしれない。何をいってるのかよくわからなくなってきたが,とにかくまだMacOS Xは使いにくいのだ。だからClassic Menuでアップルメニューを復活させることによってちょっとでもお客様モードから抜け出したい気分になったのである。

Classic Menuのダウンロード(36KB)はここ。 Sig Software


Classic Menuの図

※いらん苦労

こんなファイル(classicmenu.tar.gz)がダウンロードされます。あーこれが噂のgz形式なのかーっとおもいつつ,勝手にクラシックStuffIt Expanderが立ち上がろうとしているのを阻止してX用のExpanderにドロップ,無事フォルダできあがり解凍できたかに見えた。アイコンをダブルクリックしてClassic Menuを立ち上げようとしてみた,が何かおかしい。メニューバーにアップルメニューが現れない。???と思い,何度かダブルクリック。更にダブルクリック。Dock上では一瞬Classic Menuアイコンが現れてすぐに縮小消滅してしまっている。つまり立ち上がっていないのだ。なにが気に入らないんだー。で,もう一回HPをみてみる。installの仕方のところをみてみるとTerminalを起動して〜ほにゃららと書いてある。なんで?・・・。どうやらターミナルで解凍させたいようだ。めんどくさいけどtarって解凍したことないしーって訳でやってみることにした。「んー?cd_?おーディレクトリの移動だ,懐かしい。なになに,FinderからTerminalにフォルダをドロップしろ?・・・おお!」。Terminalで"cd "と打った後Terminalウィンドウにフォルダをドロップするとそのフォルダのパスが"cd "のあとにずらずらっと表示された。この辺がMacっぽいところなんだろうか?とにかくささやかな感動があった。それから"tar -xzf 〜.tar.gz"と打ってリターンすると無事,classicmenuフォルダが解凍された。フォルダを開いてClassic Menuをダブルクリック。すると見事にDock上ではね回り起動してくれた。予想通 りアップルメニューとプロセスメニューが現れた。Expanderはご機嫌斜めだったのだろうか?


●アップルメニュー

アップルメニュー。 Userのフォルダ\Library\Preferences\にClassic Menu Itemsというフォルダがあり,その中にアップルメニューで使いたいアプリのエイリアス等を入れておく。フォルダは階層表示が可能だ。やはりこれがあると気分が落ち着く。「最近使った〜」などはないようだ。
●プロセスメニュー

プロセスメニュー。 carbon,classic等に関わらず一覧表示されるようだ。アプリを切り替えたい時,マウスが画面 右上を彷徨ってしまうような諸兄には必須ゆーちりちだ。

システム環境設定のログイン>ログイン項目で登録しておけば,ログインの際に自動的に起動できる。ただちょっとおもしろいのはこのClassic Menuは一つのアプリなので使用時(マウスポインタをアップルメニューやプロセスメニューにロールオーバーさせる時)にはいちいち自分にプロセスが切り替わるのだ。だからアクティブなウィンドウなんかがあるとそのウィンドウはディアクティブになったりする。 でもこのユーティリティのおかげでMac OS XはかなりMacらしくなった。やはりDockにはもうひと工夫欲しい。Dockを階層化してみては?・・・

未来予想図 ・・・


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