MPEGデコーダーカード「REALmagicDVD Hollywood+」(2000.11) ■経緯 MacでDVDを見られるようにするMPEGデコーダーカード「REALmagicDVD Hollywood+」を買ってみた。以前からその存在は知っていたけど,値段が高く(たしか4万弱),QuickTime5でMPEG2がサポートされるとの噂もあったので購入をためらっていた。しかし最近発表されたQuickTime5(プレビューリリース)では,MPEG1の再生サポート(*従来からあったが今回かなり改善された。ASTARTEのおかげ?)は行われたが,MPEG1でのエンコード,MPEG2のサポートなどは先送りという形になってしまった。QuickTime5に密かに期待してパイオニアの「DVD-303S」というSCSIタイプの内蔵DVD-ROMドライブを買って待っていた僕にとってはあまりにひどい仕打ち・・・。そこでその腹いせにデコーダーを買ってしまおうっということになってしまったのだ。DVDはPS2で見れるのに。やっぱり毎日使っているMacでDVDを再生してみたいとも思っていたのでつい・・・。 ■パッケージ ボードとケーブル,再生ソフトのCD-ROMなど。秋葉館で2万弱でした。
■インストール 1.空いているPCIスロットに差し込む。わかりにくいけど下から2番目。
2.オーバーレイ表示のために既存のビデオカードとケーブルでつなぐ。(*オーバーレイとはNTSC等のビデオ信号をコンピュータの画像に重ねて表示すること。この方式だとコンピュータのビデオ性能に関わらずデコーダーカードの性能が発揮できる。ただしディスプレイにデコーダカードを介して信号が送られることになるので,コンピュータ画像は多少劣化してしまう。)
■使用 再生画面は1/4,1/2,標準(720*480),フルスクリーンが選べる。フルスクリーンにするとFinderのメニューバーも隠れて迫力がある。どの解像度でももたつく様子はなく,安定感のある映像が楽しめる。さすがはハードウェアデコード!って感じだ。(ただインストール直後は動きがぎくしゃくしていたので割り当てメモリを増やしたら直った。けど,これが原因じゃないかもしれない・・・。とにかく今は良好。)DVDドライブは9500標準の内蔵SCSI2で接続されているがどうやらこちらも大丈夫のようだ。DVDステーションは機能的には満足。(・・・よくわかないけどいろいろできるようだ<いい加減)・・・しかしDVDステーションはデザインがいまいちという感じだ。Apple DVD Playerまでとは言わないけど,もうちょっと映えるものにして欲しかった。
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