羅臼に惹かれ...
それは狩猟民族の血が流れているからだろうか
 

朴訥で繊細な、心に重く積もる鉛色の空と海に、「血」が呼び合い、溶け合い、共鳴する
おろしと流氷に閉ざされる厳冬期の羅臼は、鳥肌立つほどに熱き血の源流が湧き溢れ、生と死の対峙のなかから飛び立つ鳥たちは
「美」へと昇華してしまう

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