さて、「ハイキングが趣味です♪」なんて最近言い始めて、まだ初級コースくらいしか歩いてない私が、
なぜ屋久島の縄文杉に会いに行くために、10時間ものトレッキングに臨むはめになったのでしょうか。
そもそもの始まりは、母のお誘いでした。
最初に誘われた時は無下に断わりました。
だって10時間も歩ける自信なんかないし、屋久島なんて外国のように遠いところで、一泊二日で
帰って来れないし、それに旅費も高そうだし。
その後、なぜ気が変わったのかは、実はよく覚えていません。
多分、屋久島なんて遠いところ、この先、行く機会なんてないかもしれない?と思ったからだと思います。
10時間も歩きとおす自信は相変わらずないまま、私と母は旅行会社に申し込みをしてしまいました。
果たして、こんな初心者が上級コースに参加して、周りの皆様にご迷惑をかけず、
無事に行ってこれるのでしょうか?一抹どころか、十抹くらいの不安を抱えたまま、私達は旅立ちました。
初日は足慣らしという感じで、白谷雲水峡散策、約3時間の道のりです。
山梨の竜門峡では歩行時間3時間未満だったのに、ラストはばてていました。
初日から不安が心に忍び寄ります。
← コース入り口付近の川の流れ。
びっくりするくらい水がきれいです。
そのまま口をつけて飲みたいくらいです。
→ 苔が岩や木、あらゆるものにびっしり生えています。
横浜で苔といったら、なんかジメジメしたところに生えてて、
汚いというイメージですが、屋久島の苔は水と空気が
きれいなせいか、とても神秘的です。
さわるとふわふわとしていて絨毯みたいです。