次は街の様子や、地理感覚をつかむため
マンハッタンをブラブラ歩いてみることに。

さ。どこへ行こうかと、気のむくまま
ai とテクテク歩き始めました。


街の至るところには星条旗。
「アメリカに来たんだなぁ〜」って実感。

でも、この日(9.11)は掲げられている旗が全て反旗で。
NYCがまだテロの痛みを皆で分かち合っているのが伝わってきて
胸が痛みました。

平和の大切さを忘れちゃいけないね!!



NYCと言えば・・・5番街ということで(笑)
とりあえず5番街を目指すことに。NYCはとっても分かりやすく
○番街と呼ばれるAve.(アヴェニュー)が街の南北を通る道
そして東西を通る道がSt.(ストリート)。だから街の標識を見れば
自分がどこにいるのか、結構すぐに分かっちゃいます。

実は、seiはものすごぉ〜い方向オンチ。
神戸という街は、北に山、南に海があるので、それがないと
南北も分らないという(笑) その私でも「お、これは分るぞ」と
思えるほど分かりやすい街です。

で、やって来ました。5番街!
「おぉ、これが5番街!!」と「5th.Ave.」の表示を見ただけで感動する私(笑)

5番街には数多くの有名ブランド店が軒を連ねておりますが、
やはりここのお約束? 「TIFFANY & Co.」は拝んでおこうとお店の前まで。
映画好きのseiとしては、「ティファニーで朝食を」が頭に浮かび
その場所にいるかと思うと、ちょっと感激。浸っていると・・・
なんと、あの映画のオードリー・ヘップバーンの格好の(あの黒のワンピースに
サングラス、おまけに髪型もバッチリ)お姉さんが通りかかって、ビックリ!!
やっぱり今だに根強いファンがある映画なのねと、驚くやら、しみじみするやら。

そして、5番街に行くなら、seiがどうしても行きたかったところ。それは・・・


左の写真を見て、「ピン! 」ときた方は映画フリークかも?

「RIZZOLI Bookstore」という歴史ある本屋さんなのですが。
もともと「本屋」は大好きな私。でもココには別の想い入れが!!

実はこのお店、私が大好きな映画「恋に落ちて」で
主人公の二人(ロバート・デニーロとメリル・ストリープ)が
最初に出逢う場所なのです。

お互いの家族のクリスマスプレゼントをこの本屋で
買うのですが、ぶつかった拍子に互いの本が
入れ代わっちゃうんです。それが出逢い。

この映画、ひらたく言っちゃうと「不倫の話」なんだけど、
「不倫」というより「大人の純愛」って感じで。
もう切なくて切なくて・・・。

お互い罪悪感を感じながらも惹かれていくんだけど、
ある理由でもう会えなくなるかもしれないって状況に
なった時、想いを押さえきれずモーリー(メリル・
ストリープ)が、雨の中、車を走らせフランク
(ロバート・デニーロ)に会いに行くんだけど
途中で踏み切りの遮断機が降り、そこで我にかえるのね。


「会いに行っちゃいけない」って。 その時のワイパー越しのモーリーの表情の切ないこと・・・

この映画、私の好きなラブ・ストーリーのトップ5に入ります!! 主演の二人の抑えた演技が切なくて良いですよ〜。
是非、観てみて下さい。あぁ、私もまた観たくなってきた! 

こちらの「RIZZOLI」、映画の舞台で素敵というだけでなく、本屋さんとしてもとっても素敵!!
中は3階までの吹き抜けになっていて、階段なんかも重厚な木でできていて、歩くとミシッと
音がするんだけど、それがまたイイ感じなのです。歴史を感じます。
BGMにジャズが流れていたりして(選曲は3FのCD売り場のおじさんのセレクトのようでした)もう、すっごく素敵!!

何時間でも過ごせてしまいそうなお店です。本当に素敵な空間で、すごくオススメです。


プラプラと歩いているうちに、少しずつ日も傾いてきました。

地下鉄の入り口のランプもなんだかイイ感じ。

さて。初日を締めくくるメインイベント?!
ディナーに出かけなくっちゃ。

ということで、この日は、この旅行で一番気合いを入れた
お店に行くことにしていたので、ドレスコードもあるお店。

ai と「お出かけモード」に変身すべく一度ホテルへ戻り
いざ出発〜!  さて、その行き先は・・・



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