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クリスマス、お正月、バレンタイン(?!)と何かと「華やいだ」空気に包まれる寒い季節に楽しみたいワイン・・・
ということでセレクトしてみました。seiの中で「華やか」というイメージに結びつくワインはいろいろとあるのですが
「品格があって華やか」ということではブルゴーニュのワインに手がのびることが多いかな。ワインにそんなに興味のない方でも「ボルドー」や「ブルゴーニュ」という響きは
聞いたことがあるのでは?それくらい有名なワインの産地です。
高級ワインの代名詞「ロマネ・コンティ」もこのブルゴーニュで生まれます。ワインに関しての知識を「勉強」する上で、もっとも頭を悩ませる事の一つが
この「ブルゴーニュ」についてではないでしょうか。
Auxerreとマスタードの産地としても有名なDijonという街からLyonという街までの約250kmの間に
数多くのブドウ畑が広がります。そして、その「畑」に格付けがなされており、同時にそれが
AOC(原産地統制呼称)となります。他の地域では「地区」がAOCになることが多いですので
「畑」がAOCの基準になるなんて、どれだけ細かいことか想像して頂けるのではないでしょうか?難しいことはさておき、畑ごとにAOCがつく・・・それほど細かいというのは、極端に言えば
「畑」や畑の畝ひとつ違うだけで味わいが変わってしまうほど繊細だったり、作り手の個性が際立ったりするんですね。そう。「ブルゴーニュ」とひとくくりでは表せないほど、多種多様なワインが楽しめるのです!
今回、seiが選んだワインは、ブルゴーニュ地方のコート・ド・ボーヌという地区の「Savigny-les-Beaune」という
村の名前のAOCのワインです。その場所のMaurice ECARD et Fils という作り手が所有する「LES JARRONS」という
一級畑から生み出されたワインです。正に「上品で華やか」というイメージにピッタリの一本。
スミレの花のような華やかな香りと、とても上品な口当たりでコロコロと喉を転がっていくような優しい喉ごし。
この価格帯でこの喉ごしには正直驚きました!(一万円近くするワインの持ち味に負けないくらい!)
酸味も程よく、余韻もスッキリ。とてもバランスの良いワインだな〜というのが印象でした。
ポークはちょっと脂分が多い感じで、今ひとつ合わない「かも」と思いましたが
チキンやビーフとは相性バッチリ!だなとseiは思いました。少し煮詰めたようなソースのお料理や、コクのある甘酸っぱさの味付けのお料理だと、
とても華やかなコーディネートになると思います。
素材の味を生かしたシンプルなお料理でも、ワインの個性が引き立つかも。「華やぎのテーブル」に是非ともおススメしたいワインです。
seiが合わせたお料理は・・・
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