■ ゴワゾ ソーヴィニオン・ド・サン・ブリ 2001
 (GOISOT SAUVIGNON DE SAINT-BRIS )

国:フランス
地域:ブルゴーニュ    

生産者:ジスレーヌ エ ジャン ユーグ ゴワゾ
    (Ghislaine & Jean-Haugues Goisot )

購入価格:\2,100.- (税抜)


輸入元 : odex japan (オーデックス ジャパン)
        東京都港区高輪4-1-22
       TEL 03-3445-6895



ライムの風味に合う一本という事でセレクトしてみました

今回、御紹介するブドウ品種はソーヴィニオン・ブラン。
ソーヴィニオン・ブランのワインといえばロワール地方のものが一番最初に思い浮かびます。
ボルドー地方の白ワインにも多いでしょうか。
今回御紹介するのはブルゴーニュ地方のもの。ブルゴーニュでソーヴィニオン・ブランというと
私の知る限りではちょっと珍しいかもしれません。

皆さんは「シャブリ」という響きをきいたことがありますか?
ひと頃、「牡蠣(カキ)にはシャブリ」というマリアージュ(お料理とワインの組み合わせを
マリアージュといいます)がやたら聞かれた気がしますが。

その白ワインが生産される「シャブリ」から南へ車で30分ほどの「サン ブリ」という村で
造られたのがこのワイン。通常、シャブリ地区で栽培されるのはシャルドネ種というブドウ品種ですが
シャブリの土壌は特殊な石灰質に化石が混じったキメリジャン地層で(この化石が牡蠣の化石だそう!)
ミネラル分が高い味わいになることで知られています。品種は違えど、このソーヴィニオン・ブランも
後味にミネラルを感じる味わいでした!

グラスに注ぐと明るい黄色。色からして透明感溢れる爽やかな味わいが想像できます。

ソーヴィニオン・ブランの品種による代表的な香りはいくつかあげられるのですが
よく言われるのがトロピカルフルーツのような熟れた果実の香りであったり、青草の香りであったり
柑橘系の香りであったり・・・というところでしょうか。

今回のワインもまさに、そんな香りが盛り沢山。青っぽい香りやグレープフルーツのような香りで
とても爽やかな印象。そして、口に含むと、丸い柔らかな口当たりで果実の甘味っぽい糖度の高さも感じます。

そして最後にはスッキリとした酸とミネラルの感じもして、とてもバランスの良いワインだなと思いました。

例えて言うなら、美味しい林檎のように、甘味も酸味もちゃんとある・・・そんな感じかしら。

キリッと冷えたところでは爽やかな酸を、少し温度が上がれば甘い香りを楽しめてグラスの中での変化も
楽しいワイン。お食事中ずっと楽しめること請け合いです!

普段のテーブルにとってもオススメの一本ですね。



seiが合わせたお料理は・・・

サーモンの甘味とライムの風味をあわせた一品です。
タルタルソースを思いきりライム風味にしてみました。

この時期のサーモンはあまり脂も多くないし
カリッとグリルしてシンプルに仕上げたので、
ジメジメした季節や暑い季節にも食べやすいのでは?

すごく簡単なのでランチメニューにもいいし、
ディナーのメニューでも大丈夫でしょ?

お料理の方でも「コクのある味と酸のハーモニー」を
楽しんでみて下さい。


      
  作り方はこちら!

 

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