投稿日 | : 2006/04/19(Wed) 14:14 |
投稿者 | : Hima@豊中美研 |
Eメール | : |
URL | : |
タイトル | : Re: 同じ対象なのに描き方で完成度の差が出てしまいます |
デッサンの本質にかかわる質問(疑問)だと思います。
指導上の必要から頻繁に形をチェックするために(説明や指摘を理解してもらうために)形の「計測」関連の話が多くなってしまうのですが、これは数学の勉強で言えば「答えあわせ」のようなものです。数学練習帳(ドリル)の巻末に答えが書いてありますよね。解答ページを参照しながらではいくら多量に問題をこなしても数学の勉強にはなりません。<笑>
人体にしても他のモチーフにしても「あたり」をいれたり「計測」したりするのは最小限にとどめるべきで、デッサンの練習で鍛えるべきなのはそういう能力(技能)ではありません。
とういうことで、蒼さんの場合は気にしないでどんどん描いたほうがいいのではないでしょうか。(結果がおかしい場合のチェックということでは少しだけ気にしてください)
>自分はイラストレーターを目指しているのですが、当然ながら
>対象無しのそらで描けないと致命的なので悩んでいます。
>やはり人体の比率等の感覚がまだまだ練習不足なのでしょうか?
建築デザイナー(下請けの設計屋さんを除く)はフリーハンドで描いた線(形)を大切にします。
「ものさし」ではデザインはできないのですね。
イラストレーターも同じではないでしょうか?