軽量コンクリート版を使用した植生舗装の開発
助成事業の目的
自然にやさしく、雨でも歩きやすい、透水性植栽舗装技術の開発
助成事業の内容
当社等で開発した「
無機質発泡体と炭を混入した軽量コンクリート
」を植生基盤として使用した植生舗装
助成事業の成果
自然にやさしい工法として、園路や歩道の他、地球温暖化対策として屋上緑化にも利用できる。
歩道舗装の現状
園路などでも、今の舗装は密粒度アスコンが主流で、不透水で輻射熱が強い
木質系インターロッキングなどは、耐久性が乏しい
通常芝舗装は、滞水が多く雨降りには歩きにくい
開発の意義
輻射熱を減少させ、地球温暖化を軽減する。
地下水の供給を行い、近隣の植生の生育を助ける
透水性基盤を使用するため、雨の日にも滞水が少なく、歩きやすい。
自然の芝を植生するため、季節感が味わえる。
試験施工での確認項目
芝の生育状況の観測
地表温度と地中温度の変化
芝の保護シート等の必要性検討
施工費及び維持管理費の歩掛調査
耐久性
園路舗装断面
通常インターロッキング舗装
目地植生インターロッキング舗装
園路歩行路保護舗装
全面植生舗装
歩行路 ブロック舗装
歩行路 ウットチップ舗装