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どうも、初めましてヘイスイです。
たまたま見つけた掲示板で、思わず「自分と似た人がいるなぁ」と興味を覚えてしまいました。
考えれば考えるほど深みにハマリ、それは「悩み」になる。
悩みになれば、考えることはできなくなり、鬱になり、表情も暗くなり、人を寄せ付けなくなる。
この悪循環にどっぷりはまると、カウンセリングやお薬のお世話になる人が多いようですが、治ったという話は聞きません。まあ、私の姉の話でもあるのですが。
私自身も強引に人付き合いをしようと努力し、しんどくなる経験を20年位していました。
そこで、出した結論は、「考えて悩むくらいなら、馬鹿になれ」です。
頭の中に言葉や文字が浮かびだし、「あっ、はまる!」と思った瞬間、全身をだらっとさせて、頭を真っ白くして、口と目なんか半開きにする。(笑)
悩むきっかけをまず、断ち切ってしまう。
実は、悩んでも問題は解決しません。状況の把握と「自分がどうしたいか」を理性的に「考える」ことこそ、問題の解決になります。
なんか、言葉遊びっぽく聞こえるかもしれませんが、これを意識して、私自身精神の安定を保っています。感情(友達が欲しい)と理性(友達の話についていけないと判断)は矛盾しますが、脳の構造上しょうがないようです。この世界も人間も矛盾を内に抱え込み、常にせめぎ合いながら存在しているようです。そこは、あきらめました。
私は、人間関係がいやになって、全部家財をうっぱらってママチャリで、東京から沖縄まで走ってみました。(笑)人間関係も将来も毎月の家賃も税金も全部脱ぎ捨て、無心で走り続けました。あの開放感はそれまで味わったことのないものでした。その中で、何十人と言う人に助けられ、最終的に沖縄で、いい人に拾ってもらい生きて帰ってきました。最高に感謝です。
しかし、その旅の中で、ただ一回、荷物を盗まれました。とても、ショックでした。
世の中には、良い人も悪い人もいる。
経験上、良い人のほうがずっと多い。ただし、助けられた記憶より、盗まれた記憶のほうが、ずっと強い。
「大きなカメに入った水。一滴、毒を入れればそれは全て毒になる」
あれだけ助けられたのに「人間はいやだなぁ」という想いが拭えません。
ああ、友達作りの話でしたね。(汗)
自転車の旅から戻り、旅行記を書き、2年ぶりに知人たちに送りつけ、今ではメールをしたり、たまに会って飲んだり。
でも、結局、私自身というのは子供の頃から変わらず、人間嫌い(理性)なのに寂しがり屋(感情)。
今は大体、部屋に閉じこもり、小説を書いたり絵を描いたり、仕事は内職です。(笑)でも、それが一番自然体で楽だし楽しい。
やっと作り上げた、微妙なバランスです。
自分がどういう人間だかわからない。それなら、一回全部捨ててみて残ったものが自分だと思う。(旅を勧めるわけじゃなく)
それに正解はないと思う。皆がそうだから、自分もそうしなきゃ、ということはない。自分のスタンスでいけばいい。
孤島でサバイバルな生活だって意思さえあればできること。今の生活水準を保ち、自分の意見を通し、相手もそうじゃなきゃいけないと思うなら、根気よく探すしかない。人間は個体差が大きい生き物。相性がぴったりでなくても、打ち解けられる人はいると思う。
あと、いきなり友人になんかなれない。「まず一歩」が大切。そして、少しずつ積み重ねていって、合わない人とは遠ざかり、合う人とは、少しずつ深い話をしてみる。そういう努力ができないというのなら、自分にとってその程度のことだと割り切るのも良い。素直にどうしたいかは本人しかわからない。
でも、友人、友人と力が入ってたら、柔軟に対応できなくなると思う。
親友は、人生に一人か二人、そんなもんらしいし。でも、そんな人が出来たら、きっと、良い人生でしょうね。
あ〜あ、語っちゃった。人によっては、嫌うだろうな。でも、こういう話を聞きたい人が、今、私の周りに残ってくれましたよ。(笑)
なんか、偉そうに語って申し訳ないです。ではでは。
あ、最後に一つ、現実問題、出会いの場所ってないですよね。こんなオチ(泣)。
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