氷河に向かう途中でシャチを発見
突然海面に背中を見せて
次の瞬間には消えてしまう
親子だったか夫婦だったかわからないけれど
2頭の姿が海面をよぎっていった




船はウィッティアの港を出て
プリンス・ウィリアム・サウンドと呼ばれる入り江を進んでいく
海面に黒い物体・・・と思いきや
それはラッコたち
野生の彼らは群れをなし
冷たい海に気持ちよさそうに浮かんでいる




何をするのかと見ていたら
氷をすくい上げている




それは海に落ちた氷河の断片
3000年前の氷だとか




氷河は一つ一つ名前を持っている
それぞれ調査・研究に携わった研究者たちの
出身大学名が冠せられているという
この氷河はハーバードだったような気がする





夏の日差しを浴びて
少しずつ身を細らせていく氷片
静かに時が流れていく




クルーズからウィッティアに戻ると
土地の子供が熱心に魚釣りをしていた
短い夏を精一杯楽しむために



Denali  車窓のときめき