虫川大杉は樹齢1200年以上といわれる御神木で、高さ約30メートル、目通り(樹木の周長)約10.6メートル、枝張り最大25メートルの全国でも有数の杉の巨木で、『千年杉』の愛称で親しまれています。※ストリートビュー 昭和12年(1927)には、文部省(現文部科学省)によって、国の天然記念物に指定されました。地域住民に愛され、慕われてきた大杉には、生命のエネルギーを感じ、長い時の流れを感じます。 2017年(平成29)9月20日火災による被害が発生した。地上約10mの幹の空洞部分に見つかったハチの巣を除去するため、“いぶしだき”という作業が行われていたが、その最中、火が幹に燃え移ったとみられている。消火まで1時間以上かかった。
≪現地案内看板≫
天然記念物虫川の大スギ 所在地 上越市浦川原区虫川一四二九 指定 昭和十二年四月十七日文部省 所有者 白山神社 この大スギは、当地方の総鎮守白山神社の神木として、土地の人々が古くから大切に保護してきたもので、樹齢千年以上、目通り一〇・六メートル、樹の高さは、約三〇メートル、西方約一三メートル、南方約八メートル、北方は一二メートルに達している。 幹の西側地上約六メートルの所に、大きな穴があいているが、これは安政年間(約一二〇年前)の大雪で、大枝が折れたため生じたものといわれている。 本樹は県内はもちろん、全国でも有数の大樹である。 昭和四十六年十二月建立 上越市教育委員会 虫川の大杉 ![]() ![]() ![]() |