栃尾の油揚げ Fried bean curd of Tochio 長岡市
| 新潟県の中央に位置する栃尾市は､上杉謙信公が旗あげをした土地として知られる。江戸時代初期から昭和初期まで､越後の三大馬市の一つ｢栃尾の馬市｣が行われてました。馬主の農民や馬喰(ばくろう)たちが決め酒(売買交渉)を酌み交わす。その酒の肴に馬のわらじほどの大きな油あげを出したのが伝承された。 油揚げは低温と高温の油で揚げる。まず､120度の低温で膨らませながら芯まで熱し､次に170度の高温で表面をカリッと仕上げる。｢低温で18分､高温で8分かけて揚げるが､季節によって時間も変わる。職人が表面の色やカリカリ具合を見て取り出すタイミングを計って取り出す。 栃尾の油揚げには､その中央に｢穴｣があります。これは油鍋で揚げた後の油を切る工程で出来たもの。一般の油揚げは金網の上に並べますが､ここでは1枚1枚串刺しにして吊り下げ､油をしっかりと切ります。余分な油をキチンと取り去るための｢穴｣こそ､美味しさの秘訣なのです。 最大の特徴である､油揚げの大きさは､長さは20センチ超､幅7～8センチ､厚さは3～4センチに達する。 豆撰では｢栃尾の油揚げ｣の300年の伝統に､豆撰独自の｢生絞り｣の製法を導入しています。豆撰の｢生絞り｣法は､工程で不順･添加物をいっさい混入せず､大豆を生のまま絞って豆乳を抽出しますので､大豆本来のうまみとよろ栄養価の高い油揚げに仕上げています。 生絞りによる極上の豆乳と純天然にがりを使用し1枚1枚手揚げで仕上げたこだわりの味。美味しい健康食品です。 ☯2015年､特撮ファンである栃尾在住の油揚げ製造業者毘沙門堂本舗が､｢新しいヒーローが出ない｣現状を変えようと､｢炎の天狐 トチオンガーセブン｣を企画考案した。 ☯2018年11月18日､『劇場版 炎の天狐トチオンガーセブン 閻魔堂!地獄の大決戦!!』が新潟県限定で特別上映された。 
■栃尾の油揚げの店
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