大口れんこん Okuchi lotus root 長岡市



国道8号線に沿った大口地区で、レンコン栽培が始まったのは大正12年(1923)。中之島地域の大口地区は、かつては石油や天然ガスが噴出し、稲作に不向きな土壌であった。この土壌に適した作物として、レンコンが採用され、種蓮を刈羽郡刈羽村から導入し、栽培が始まった。
昭和40年(1965)頃米の過剰から減反政策が推し進めれる中、大口地区では、レンコン栽培は一気に増大し、国内最大の産地である茨城県などへ積極的に視察にでかけるなど、品種改良に絵取り組んだ。
以来栽培が続けられ、「大口れんこん」は新潟県内はもとより県外の方々からも知られる全国有数のブランドに成長した。
栽培作業は土づくりの後、4月上旬~5月中旬に、収穫せずにのこしておいた種たんぼから種蓮を掘り出して定植。7月中旬~白や薄ピンクの大輪の花を咲かせる。

(収穫・出荷)

掘り出しは早生品種の8月上旬から始まり、翌年5月まで続く。最盛期は正月料理の縁起物として出荷される12月に迎える。寒さの中、生産農家は冷たい泥水の畑に浸かりながら手作業で収穫する。

(特徴)

「大口れんこん」は、真っ白な切り口と、サクサクとしながらもやわらかな口当たりが特徴。
通常のレンコンは、火を通して料理するとシブのせいで黒く変色する。ところが、大口れんこんは、その特徴的な肉厚によって、変色知らずで、見た目が美しい料理ができあがる。

🤩2021年5月、農林水産省の地理的表示保護(GI)制度に登録された。



〔花の名前〕 ハス
〔花の見ごろ〕 7月中旬


🔶〔出荷時期〕 9月~3月

🔶大口れんこん生産組合
〔所在地〕長岡市押切新田 1-8 JAにいがた南蒲上通支店大口れんこん集出荷場
〔問い合わせ先 〕0258-24-6872
〔アクセス〕

🔶≪直売所≫



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あなたは本当に美味しい野菜を食べていますか?

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  • 作者:杉本晃章
  • 出版社:竹書房
  • 発売日: 2010年03月