佐渡牛 Sado beef 佐渡市
佐渡の養牛の歴史は県内でももっとも古く、江戸時代にいた在来の佐渡牛は小型で、鉱山での運搬や農耕用として使われていた。現在でも一部地域で当時の飼養法である林間放牧が引き継がれており、大佐渡の山に放たれた牛たちを、初夏から秋にかけて「ドンデン高原」で目にすることができます。 佐渡は最高級牛肉のもとになる黒毛和牛子牛の有数の産地であり、毎年4月、7月、11月の各月2日に高千(たかち)で牛市が開かれています。売られていった子牛は村上牛をはじめとするにいがた和牛や、飛騨牛などの高級ブランド牛肉として高い評価を得ています。一方、佐渡牛、羽茂牛など純粋佐渡ブランドの牛肉は、高齢化による頭数の減少で「幻の牛肉」となりつつあります。 その味たるや、松阪牛、近江牛と立派に肩をならべる。肉にはサシと呼ばれる脂肪が霜降り状に広がり、食べるとジューシーでやわらかい。 JA佐渡によると、島内では現在53戸が約380頭を飼育している。農家は70、80代が中心で、昭和50年代に1000戸が4000頭超を飼育していたのをピークに減少してきている。2019年現在では酪農家10軒が約240頭の乳牛を飼育している。 JA佐渡では佐渡市新穂潟上に肉牛の繁殖支援施設「キャトル・ブリーディング・ステーション」(CBS)を2016年から整備を進めている。 ☯2019年9月、7月以降の急激な気温上昇の影響で乳牛が死ぬ事例が相次ぐ。7、8月に10頭が死んだ。 🌌〔放牧場〕🐄ドンデン高原放牧場池野牧場の牛が放牧されている。〔所在地〕新潟県佐渡市椿 〔アクセス〕
ドンデン高原ロッジ 自然リゾート
高山植物や山野草の宝庫として、トレッキング愛好者を中心に人気を集めるドンデン高原。魅力は植物だけではありません。そこかしこで野鳥がさえずり、固有種のサドノウサギも生息する豊かな生態系を育んでいます。眺望の良さも魅力で、日中は両津湾や国中平野を一望、夜は満点の星空と夜景が待っています。地上と約5~6℃の気温差があり、夏場は避暑地としても最適です。〔HP〕 ドンデン高原ロッジ<佐渡島> 絶景の佐渡に出会える天空の山荘 🐄経塚山放牧場(全国公共牧場)経塚山は、標高636mの小佐渡山脈の最高峰で、大佐度山脈や佐渡の国仲平野は望むほか、晴れた日には越後の山々まで見渡すことができる。〔所在地〕佐渡市真野町 〔問い合わせ先〕☎0259-55-3111 〔アクセス〕
🐄関牧場(全国公共牧場)関崎(せきざき)の牧場は、見事なパノラマ景色の見えるところにあり、牛は海から吹き上げてくる潮風をあびたミネラルたっぷりの草を食べている。〔所在地〕佐渡市関 〔問い合わせ先〕☎0259-78-2634 🐄池野牧場高千では飼育している牛のほとんどが林間放牧されていたが、徐々に軒数が減り、現在はドンデン山での放牧を行っている。〔所在地〕 新潟県佐渡市高千3 〔問い合わせ先〕☎0259-77-2634. 🐄堂林放牧場(全国公共牧場)金井地区の平清水をさらに上がった山の高台にあり、国中平野を一望出来る眺めの良い場所。〔所在地〕佐渡市平清水 〔問い合わせ先〕 ☎090-7282-0821 🐄青木山牧場(全国公共牧場)〔所在地〕佐渡市新穂青木〔問い合わせ先〕☎0259-63-5117 🌌〔佐渡牛を紹介しているサイト〕佐渡牛の店
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