笹だんご
新潟県ではヨモギやササの葉が青々と生い茂る6月になると、笹(ささ)だんごを作り、1か月遅れの端午の節句を祝う風習がありました。

■作り方
材料(50個分)
もち粉1kg、砂糖110g(1かっぷ)、塩小さじ2、ゆでてしぼった草(よもぎ)250g、こしあん900g 


(1)ヨモギを採って来ます。できるだけ新芽をとってきます。もし、時期をのがしてヨモギが大きくなってしまったら、上の方の柔らかい新芽を採ります。
(2) ヨモギ団子を鍋に入れ、炭酸(重曹)と一緒に、5分ぐらい煮ます。
この時、箸で一本とってみて、触って柔らかかったらもうあげてもよいということです。
(3) 平らなざるに入れヨモギをだ円形にして並べて、日当たりの良い所に干します。晴れた日ならば一日で乾きます。(初夏の頃)
(4)沸騰したお湯に乾燥したよもぎをいれて、5分ぐらいに煮ます。
(5)煮たヨモギをすこしさましたあと、
(6)もち粉と米粉を半々ぐらいの割合で混ぜ合わせる。そこに、ゆでたヨモギと水を加え、耳たぶぐらいの固さになるまで、よくこね合わせて生地を作る「量はヨモギが1?で団子粉が1?です。」
(7)よくまざったら、こねばちにうつして、手のひらを使ってよくこねます。
(8)なめらかさを出すため、生地を約4時間寝かせた後、少し水を加えて再びこねる
(9)別に用意したあんを生地で包み、俵型のだんごにする 
(11)笹とすげ(なければいぐさ)は沸騰した湯の中で消毒し、しわをのばして水につけて、水気を十分にふくませておく。
(12)ササの葉3枚でだんごを包み、スゲかイグサで、ササの上下と真ん中を縛る
(13)10個を一組としてまとめ、湯気の上がったせいろで30分ほど蒸す 
(14)蒸し上がりを素早く水に通す。こうするとササの葉からだんごが離れやすくなる。
(15)すぐ水からあげ、5個ずつを振り分けてぶら下げておく。

■由来
 今日の笹だんごは、江戸時代の後期に完成されたと記されています。
 由来につきましては、北越風土記によれば、上杉謙信の合戦における携行食として生まれた兵糧食であったという説、また、郷土史家の間では、貧しい農民たちが良質米は年貢として奉物し、残ったくず米をなんとかおいしく食べようと考えたという説など、さまざま伝えられています。


◆ お取り寄せ情報 ◆
 新潟県内各地の駅や土産物店で販売しています。




ヨモギ 
 ヨモギは畦や草地に普通な多年生草本。群生して地下茎で増殖する。春の若葉は餅と混ぜてヨモギ餅を作る。葉は羽状に分裂してキク科植物の特徴を良く示している。茎や葉の裏には密に絹毛があり、白い。この毛を集めて「もぐさ」を作る。このほかヨモギ酒やヨモギ風呂、せんじ薬など民間薬として使われてきたようである。ヨモギという名称は、「よく燃える草」という意味であるとの説もあるが、よくわからないらしい。
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