注染てぬぐい Dyeing towel 阿賀野市
藤岡染工場は新潟県阿賀野市の商店街にある寛延元年創業、創業260余年の伝統ある染工場です。 まずは型を起こし、布に重ねてのりを塗り、そこにいく度も染料を注いで、最後にバシャバシャ洗ってのりを落とす。これらをすべて、職人による手仕事で行っています。 人の手とからだを使い、時間をかけて仕上げた布だからこそ、しなやかな風合いが宿ります。 昔ながらの職人の手作業で染めていく「注ぎ染め」は、印刷とは異なり布の両面が染まっています。 ※注染(ちゅうせん)とは、布に模様をつける日本の染色技法の一つ。主に手拭に使われる。布の染めない部分に型紙で糊を付け、乾燥後に染める部分に土手を作り、その土手の内側に染料を注いで布を染める。一度に多色を使って染めることができる。染料は布の下側に抜けるため、布の芯まで染まり、裏表なく柄が鮮やかで色褪せしにくいことが特徴とされる。 🤩2022年5月、「新潟県伝統工芸品」の制度が制定され、越後本染注染手拭(藤岡染工場)が指定された。 越後亀紺屋 藤岡染工場
〔所在地〕 阿賀野市中央町2-11-6 〔問い合わせ先〕 ☎0250-62-2175 〔アクセス〕
〔営業時間〕9~18時 〔定休日〕 不定休 〔ウェブサイト〕http://www.kamekonya.com/ |
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